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詩集64 人生で一番言葉の多い日  作者: 仲仁へび


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第2話 死者の行進



 嘆きの丘から手が生える


 土をひっくり返して


 その日 死者達が蘇る


「俺達には生者に言いたい事がたんまりあるんだ」


 あの世からの復活者達が行進して


 町を目指し 人を目指す


 楽器をならして BGMをつける者達がいて


 見守り 見送る者達がいる


「そんなめでたいものじゃないさ」


「でも歓迎してくれる人もいるんだね」


 普通なら禁忌とされる復活劇


 顔をひそめる者達ばかり


 それでも 喜ぶ物達もいて


 何がなんだかわからない





「ストーリー」


 一年に一度。


 その村では、死者が復活する。


 死者は生者にあらためて、別れを告げてもいい。


 愛をささやいてもいい。


 また、文句を言ってもいいだろう。



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