『ヴァイオレットにおける、揺らめき』・・・『詩の群れ』から
『ヴァイオレットにおける、揺らめき』・・・『詩の群れ』から
㈠
内面の花が、揺れる如く、神聖なる、自己は、揺れることがあるということだ。
成程な、バイオレットが揺れる様に、自己も、揺れるということか、だろうだ。」
だろう、そんな世界は、しかし、生きづらいよ、だろうだ。
だろうな、揺らめきとは、不安定と軌を一にしているからね。
㈡
お前は、一体、どういう作法で生きているんだい、え?
それは、俺もお前も、我々の作法じゃないか、変わりないよ、だろうだ。
そうだな、人類共通の、ヴァイオレットってことか、花もそりゃ揺れるだろうよ。
だろ、自然の世界は、皆、不安定だからこそ、美しいということでもあるだろうだ。
㈢
つまりは、ヴァイオレットにおける、揺らめきってことで、世界解放だろうだ。
だろうだろうだ、自然花も繁栄生じて、奇跡殿堂入り、だろうだろうだろうだ。