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生贄少女の醒めない幸福な夢  作者: ばあむ。
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「遊園地あんまり楽しめなかったよね……」


リビングでお茶会を開いていたアユカの元にユカリとユイが最近の話題をあげながら入ってきた。しかしやけに沈んでいるユイの発言にアユカは疑問を覚えた様に見えた。

「ユイが1番楽しかったってはしゃいでた記憶があるんだけど」ユイは口元を抑えてユカリを見つめ数秒間固まった。じっと2人を見つめていたアユカだったが深く追求することなく視線を逸らすとテレビを付けた。



番組表を開いて気になる番組を探しだす。するとある一点で手がとまった。今話題の女優特集と大きな文字で書かれている。アユカはそっと電源を切った。

「アユカ、見ないの?」

ユカリの言葉を無視して片付けを始めるアユカをユイは見つめた。

「私のせいで嫌いになった……?」

その問いに答えることなくアユカはその場から立ち去った。


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