茂夫の言い分12
っと無事にだぜ。もう気持ち悪いのなんのって、吐き気はするわ、目眩はするわでふらふらでボロボロ。
時計を見たら、えっもう朝の八時をまわってら。よがえりってやつかな。
夕べはひどいのなんのって、まず俺さえない頭で考えたんだよ。どうすれば女をナンパできるかって、
そいでもってひらめいたんだよね。
それは俺は顔がぶ男だから、英ちゃんをおとりにして女をつかまえるんだよね。
つりみたいなもんよ。
いい女(魚)がかかるには、いい男をつければ、うまくかかるってわけよ。
そんでもって俺が、
「英ちゃん女ナンパする前に、なんか食べに行かない回」
なんてきりだして英ちゃんが、
−そうだな、やる前には腹ごしらえしないとなガ(ツ(ツ「」
々んて言って英ちゃんまた鼻水出しちゃんだぜ。きったなくって、でもきげんをそこなわないように、
小ヘヤんにらり鍜わたして、近くの食堂にはいったってわけ。
−りけへやん、ラーメンニつにゆでタマゴニつね!」
それまでの笑顔が消えて急に静かになっちまったんだ。
英ちゃん」
疝た羂っ! 俺最近おかしいんだ。医者行こうかなあ……まっどっちでもいいけ
れども、
「そうですか……それはそれは、じゃ食べませんね」
つて言ってやったんだ。俺の言葉を反抗して聞く性格俺分かってるしよ、だいたいこんな事言っちゃえ
ば、タマゴの一個や二個どうにかなるもんだぜ。
「茂食うに決まってるじゃねえかよ! 何聞いてやがんだ!早くタマゴ持って來いっ! ぐずぐずする
な、どんどんくうぞ〜それピーヨピヨピーヨピヨロ‥ ほいっ耿耿えってんだよ! 茂!・」
「はい、耿います。ピョピョピョー おばちゃん早くしてね! 金ならじゃんじゃんあるんだぜ!・」
つて言って二人でラーメンと卵笑いながら食ったんだ。
「あI腹いっぱいに食った〜」
つて言って俺の前でへとゲップを同時にして英ちゃんそのまま寝込んじまったんだ。しめたっ




