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2回も異世界転移したのでもう自重しない  作者: しらべ
第01章 異世界転移編
9/36

一匹目の仲間

 「おぉTHE迷宮(ダンジョン)って感じだなあ。」


 俺たちは女神に飛ばされて迷宮(ダンジョン)に来ていた。


 「ねえ。どうしよう。ノリでついてきちゃったけど

  どうすればいい?」


 あれノリだったのかよ。


 「よし、とりあえず(ヒカル)には俺の秘密を教えとこう。」


 俺は前回の転移のことを教えた。特にルキナさんのことを。


 「へえ~そんなことがあったんだ。」


 「あれっ、もうちょっとこう、ええー!とかそういうのないの?」


 「別に~」


 なんかふてくされてるなあ


 「さっき俺がFランクって言われたのはステータスを偽装したからだ。」


 そういって俺は元のステータスを見せる。

 相手の了承を得ればステータスは見えるらしい。


 「えぇ?ステータス、カンストしてるじゃん!それに魔王って?」


 「ああ、それな、なんか勝手についてたんだよ

  なった覚えもないし」


 「そうなんだ。でもこれで煉華(レンカ)がいれば安心だね!」


 くそうやっぱかわいいな、


 「あ、ああそうなんじゃないか。」


 ちなみに俺のスキルの中には全能というスキルがあった

 なんでも全てのスキルが使えるらしい。(鑑定さん調べ)


 「よし、じゃあ外に出るか。」


 「出れるの?」


 「ああ、俺のユニークスキルにメニューっていうのがあるんだ。

  マップも見れるし無限収納(インベントリ)も使える。」


 「……チート過ぎるんじゃない?」


 「仕方ないだろ。」


 まあ俺が思うに一番チートなのは俺の固有スキルの簡単(イージーモード)

 だと思う。

 こんなのは放置でいいよね。

 

 まあ危なくなることもなく小指で出てくるモンスターを

 倒していった。

 チョンとつつくだけで敵が爆散するんだよなぁ

 敵のレベルだって100は越えてるのに。

 でも近くにいるからなのか(ヒカル)のレベルもどんどん上がっていくし

 まあ、好都合なんだけどね。

 

 「…なんかさあ、このスライム黄金だよねえ。」


 「そうだな。結構輝いてるな。」


 「ねえねえ、このスライムって捕まえられないの?」


 「ああ、もしかしたら捕まえられるかもな。」


  スキル欄には…あった。《魔物調教(テイム)


 ふんふん、なるほど相手が認めれば仲間になると。(鑑定さん調べ)


 「ちょっとスキル使うから下がっとけ。」


 「わかった~」


     スキル〈威圧・極〉を使用。


 《ゴールデンスライムが仲間になりました。

  名前を付けますか?》


  早いな。そんなに怖かったか?


 「お~い、名前つけれるんだけどつけるか?」


 「もちろんよ!名前はねえ……そうねぇ、アキラ。うんアキラに決定!」


 ド●クエ5かよ。

 決まっちゃったし。


 「・・・・・・・♪」


 「なんかわかんないけど嬉しそうだな。」


 「気に入ってくれたの?」


 スライムが動いてる。

 うん、頭を振ってるんだろうな。


 「気に入ってるみたいだぞ。よかったな。」


 「やったあ!」


 でも言葉がしゃべれないっていうのはちょっとあれだな。

 俺の血でもあげたらしゃべれるようになるかな?


 「(ヒカル)ちょっと向こうに行って目と耳ふさいどけ。」

 

 「え?あ、うん分かった。」


 ……よしあっちに行ったな。


 「アキラ今から俺の腕を食べてくんない?」


 そういって腕を手刀で切り落として、あげた。

 

 まあ、スキル〈超速再生・極〉と〈痛覚無効〉のおかげで

 切った腕も1秒後には元通りだし痛くもないしね。

 腕ごとあげたらしゃべれるようにはなるだろ(暴論)。


 すこしすると俺の腕を食べた?のか跡形もなくなっていた。

 見るとアキラが人型になっていてひざまずいてる。

 鑑定するとレベルが4桁になってるし。

 腕って経験値あるんだ。


 「ありがとうございますご主人様。」

 

 う~ん俺の面影が全くと言っていいほどない。

 超美形青年になってるんだが…。

 っていうか裸じゃん。

 

 「とりあえず、このブレザー着とけ」

 

 「ありがとうございます。

  ご主人様のおかげで体に力がみなぎってきています。」


 声も声優さん並みにいい。

 まあ、しゃべれるようになったからいいか。

 人型になったなんて誤差の範囲だよな…

 

 「お~い!もういいぞ。」


 「ほ~い。……え?だ、誰…ですか?」


 「私の名前はアキラです。」


 「えぇ‼あ、あのスライムの⁈」


 「はい。素晴らしい名前を付けていただきありがとうございます。」


 「いやいやとんでもない。ねえ煉華(レンカ)何したらこうなったの?」


 「俺の血肉をあげた。」


 「…マジで?」


 「マジで」


 「……」


 「よし、仲間も増えたことだしここからでるか。」


 「と、とりあえずスライムに戻ってくんない?

  目のやり場にも困るし…」


 「わかりました。」


 おぉ戻ったなかなか便利だな。


 「気を取り直して出発だな。」


 待望の仲間が一匹増えた。

ステータスも後々出しますね。

スキルは後々から考えて入れてるのでどんどん追加されていきます。

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