90 戦闘準備
『地震』のもとへは3日後に出発することになった。その前に色々使えそうなアイテムを買っておく必要があるので、アイテムショップに行こうとした…のだが。
「何でキャバクラに着くんだタオシー」
「ええ!?アキヨシィがいい店知らなァい?って言ったんじゃんかァァ」
「『アイテムショップで』ってその前にちゃんと言ったよな!?」
「いらっしゃいませ~」
ようやくアイテムショップに着いた。なかなか来る機会がないのでつい目移りしてしまう。
なるほど、消費魔力を肩代わりしてくれる指輪ね…へー、純度と大きさで魔力量が変わるのか…。…えっあれ魔弾か!?あれはモユーリが喜びそうだな。
「アァキィヨシィィこれェ買おうよォォ」
「…………」
「ねえっ、目を合わせェたまま無視しなァいでェよォォ!?」
「やめとけタオシー、いざとなったらオレがテンガ掛けてやるから」
タオシーはとぼとぼと筒状のソレを棚へ戻しに行く。
…おっ、最新版の魔法陣事典があるぞ!?
オレ達の品物漁りは夕方まで続いた。
「…おお、だいぶ溜め込んだな」
「すごい、この箱」
モユーリがそう言うのは、魔導箱というもので、空間を拡張する呪文が掛かっており、見た目よりもずっと大量のものを中に入れられる便利な箱だ。
それに買ってきた食糧やアイテムを入れていく。
…。
…!?
「おいタオシーィィィィ買ってんじゃねェェェ!!」
「あァっ!?」
まったく、大丈夫だろうか




