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攻撃魔法なんて使えませんけど何か?  作者: あんもまいと
9:忘れ去られしモノ
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81 忘れられていた神器

「・・・でも何でここにこれが・・・じゃあやっぱり・・・」

ある昼下がり、リビングでラクトが1人ブツブツ呟いていた。

「どうした隠してたそっち系の本がまた見つかったのか?」

「いや前にもそんなことがあったみたいに言わないでくださいよ!?・・・いや、これなんですけど」

ラクトが見せてきたのは、一見すると普通のメガネだった。

「・・・で?何が不思議なんだよ。オマエのじゃないとか?」

「うーん、微妙っスね。俺がこの世界に飛ばされる前に見た夢で、聖母…じゃないな・・・神?

みたいな女性がくれたんですよ。でもここにあるってことは、つまり夢じゃなかったことに・・・」

「ちょっとキセを呼んでくるか?多少の錯乱なら治せるぞ」

「ちょっと、オレの頭のネジが飛んでるみたいに言うの止めてくださいよ!?」

そう言いながらラクトはメガネをかける。

「・・・!?」

「どうした、度が強すぎたか?」

「違いますよ・・・あの、アキヨシさん・・・ピーマン嫌いですか?」

「あぁ、大嫌いだな」

「腰とかくすぐられると弱いですよね」

「あァ・・・!?何でそれを・・・!」

「いやこのメガネが・・・」

何とこのメガネは、見た人の様々なデータを映し出す神器だった。ラクトがしばらくいじっていると、

「このダイヤル何だろ・・・(カチャカチャ)・・・!?うぇぇ」

「どうしたラクト」

「アキヨシさんの裸を見てしまって・・・」

「何言ってんのオマエ・・・病院行くか?キセじゃ手に負えんかもしれん」

「ちっとは信用しろよォォ!?」

叫ぶラクトだった。


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