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76 ぼっちショッピング(キセ)
「何でよ!?」
キセは叫んでいた。
「いつの間にみんないなくなったのぉ!?」
いつの間にか自分を除く4人の姿が消えていたのだ。これはアキヨシが「絡まれたくないから」とキセ以外の全員にハーブリを掛けていたことによる喜げ・・・悲劇である。
「もういいわ、私が誰かに犯されたらあいつらのせいよ!!」
昼の商店街で放送禁止用語を大声で叫ぶ女性に近付く人はいないというのに、そんなことを喚くキセであった。
その後キセは商店街のポーション店に入った。
「いらっしゃいませ~」
0円のスマイルで出迎えてくれたのは女性店員。
「あのー、異性を自分のこと以外目もくれずに自分だけを愛してくれるようにする
ポーションありますか?」
「・・・は?」
「じゃあ」異性を極度の興奮状態にして脇目もふらずに人を襲うようにするような
ポーションは?」
「・・・あの・・・」
「じゃあじゃあ、夜どんなことがあっても起きないようにする強力な睡眠ポーショ」
「ないです!!(食い気味)てかねぇよ帰れェェ!!」
店を追い出されたキセはさらにイライラする。
「媚薬の1つも置いてない店とか店としてどうなの!?おかしいわ、ええおかしい!」
喚きながらキセは求めるアイテムを得るために店のはしごを続けた。
まあもちろん・・・あるわけもないのだが・・・。




