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75 観光(タオシー&ラクト)
俺はタオシーさんと召喚士の服を買うために服屋を探していた。
「あァ大きい・・・あァ小さい・・・あァ普通とォ大きい方ォ」
「一人一人すれ違う女性の胸のサイズを口に出して確認するのやめてくんないっスか!?」
「えぇでもォォ・・・あ、大きい方ォォ・・・」
「・・・それだとあからさまじゃないっスか・・・俺の国だとアルファベットで表してましたよ」
なぜかこの世界ではアルファベットが平民にも定着している。英語は見当たらないのだが・・・。
「えっとAカップが一番小さくて、そこからB、C・・・っていう風に大きくなるんです」
AAっていうAより小さいのもあるけど言わないでおこう。
「へェェそれはいいねェェ白い目されないで済みそォォ」
「気付いてたならやめろよ!!」
「あァAカップ・・・おォDカップ・・・。・・・!?Wカップ」
「聞いたことねぇよWカップとか!」
「Wカップゥゥゥ」
「サッカーかな!?」
「あァあったァァ」
「えっ嘘!?・・・って何だ服屋っスか」
店に入ると、出迎えてくれたのは美しい女性だった。だがタオシーさんはもちろん
俺の視線も顔ではなくその下へ・・・
「でェかァァい」
「FはあるいやGか・・・!?」
「はい!?」
女性は最後まで俺達の言葉の真意には気付かなかったようだ。良かった。




