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攻撃魔法なんて使えませんけど何か?  作者: あんもまいと
8:やったことへの代償
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72 被災後

マジやばいやばい。俺は自分の命を、どんどん短くなる導火線に重ねていた。

「あぁちきしょー」

叫ぶことしかできないオレ達だったが、

「ちょっとうるさい」

突然その声が聞こえた。モユーリだった。ていうかモユーリしかいない。

モユーリは隙を見て戦いに参加するために岩陰に隠れていたのだ。

「動かないで・・・って動けないか」

モユーリは銃弾で導火線を切断していく。

モユーリ、お前確か一度も出てきてないよな?サボりか?そうなんだな?

「助けようと思ったらタオシ-たちが来たから」

言い訳するようにモユーリが言った。動きたくなかっただけだろ。まぁそのお陰で助かったけどさ・・・。

しばらくして風の力が切れた。たぶん爆発と同時に切れるようになっていたんだろう。

「皆さーん」

満面の笑みで走ってきたのは外交官様だった。

その笑顔で、自分達が『災害』を倒したことを再認識した。

・・・やっちまったなぁ。本当に倒しちゃったよ。

・・・。

・・・そういえば。

「タオシー」

「んんなァにィィ?」

「オマエさっき俺を売りやがったよなァ!?」

「えェあァちょそれはァ・・・」

わずかに残った魔力でオレは呪文を唱えた。

「テクニカルブレイク」

「アアアア」

悲鳴がよく晴れた空にこだました。


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