7 ポチの真価
ガンランスだったのかポチ…。
オレは改めて尊敬の念を抱いた。ポチに。大事なことだからもう一度言うが、ポチにだ。決してタオシーにではない。
タオシーはこのことを知っているのだろうか。
オレはポチをもとの位置にそっと戻し、ボブソンを取り上げて磨き始めた。アポーの香りをまとうそれ。日が経つにつれ(まだ1日も経ってないけれど)もう息子同然にも思えてきた。艶があり、カタくて格好いい。特にちょっと反りがあるところなんてもうたまらない。
(バ●ア●ラにかかっているわけではない)
こいつとこれからも戦っていこうと決意をあr
「たァだァァいィまァ」
タオシーが帰ってきた。オレは無言でタオシーの頭を引っ叩いた。タイミングの悪い奴だ。
さておきガンランスだ。オレはタオシーに尋ねた。
「お前のポチはガンランスなのか?」
するとタオシーは
「いやァガンランスっていうのは何かァ知らんけどォ、先からァ魔力をォ撃てるよォォ」
…うん、つまりガンランスらしい。
オレは試してみてと頼んだ。非常に興味がある。タオシーは快くOKと言ってポチを擦りはじ…
「バ●ア●ラ」
ギンギンのガッチガッチになったそれにタオシーを込め始めた。ポチに魔力が溜まっていくのが見えずとも感じられる。
タオシーはしばらくしてOKと言い、カウントダウンを始めながらポチを構えた。
「5♪ 4♪ 3♪」
ドッッッコォォォォォン
0までポチが我慢できなかったらしい。
「すげぇ…」
思わず呟いてしまった。だってもう屋根とか全部吹き飛んでこんな綺麗な青空が…
っておい!!
とりあえず落ち着いてボブソンで、舞い散るホコリを払おうと棚へ取りに行こうとしたが、
NA☆I
ボブソンがないっていうか棚自体が存在しないというか、
粉々になったというか。
そこにはアポーの香りが立ち込めてみた。
そう、
オレの息子であるボブソンは一瞬で塵と化したのだった。
ギリギリ1週間以内です。
次も1週間以内で投稿します




