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攻撃魔法なんて使えませんけど何か?  作者: あんもまいと
1:長過ぎるプロローグ
7/110

7 ポチの真価

ガンランスだったのかポチ…。

オレは改めて尊敬の念を抱いた。ポチに。大事なことだからもう一度言うが、ポチにだ。決してタオシーにではない。

タオシーはこのことを知っているのだろうか。

オレはポチをもとの位置にそっと戻し、ボブソンを取り上げて磨き始めた。アポーの香りをまとうそれ。日が経つにつれ(まだ1日も経ってないけれど)もう息子同然にも思えてきた。艶があり、カタくて格好いい。特にちょっと反りがあるところなんてもうたまらない。

(バ●ア●ラにかかっているわけではない)

こいつとこれからも戦っていこうと決意をあr

「たァだァァいィまァ」

タオシーが帰ってきた。オレは無言でタオシーの頭を引っ叩いた。タイミングの悪い奴だ。

さておきガンランスだ。オレはタオシーに尋ねた。

「お前のポチはガンランスなのか?」

するとタオシーは

「いやァガンランスっていうのは何かァ知らんけどォ、先からァ魔力をォ撃てるよォォ」

…うん、つまりガンランスらしい。

オレは試してみてと頼んだ。非常に興味がある。タオシーは快くOKと言ってポチを擦りはじ…

「バ●ア●ラ」

ギンギンのガッチガッチになったそれにタオシーを込め始めた。ポチに魔力が溜まっていくのが見えずとも感じられる。

タオシーはしばらくしてOKと言い、カウントダウンを始めながらポチを構えた。

「5♪ 4♪ 3♪」

ドッッッコォォォォォン

0までポチが我慢できなかったらしい。

「すげぇ…」

思わず呟いてしまった。だってもう屋根とか全部吹き飛んでこんな綺麗な青空が…

っておい!!

とりあえず落ち着いてボブソンで、舞い散るホコリを払おうと棚へ取りに行こうとしたが、



NA☆I



ボブソンがないっていうか棚自体が存在しないというか、


粉々になったというか。


そこにはアポーの香りが立ち込めてみた。

そう、


オレの息子であるボブソンは一瞬で塵と化したのだった。


ギリギリ1週間以内です。

次も1週間以内で投稿します

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