55 キリングスナイパー
あと2体。さてどうするかな。オレもキセももう魔力が底をつきかけている。ラクトとタオシーはやや疲れ気味、モユーリは健在…。
「なぁラクト時間を稼いでくれ(死んでくれ)」
「嫌っすよ!言い方怪しいもん!」
「(チッ)モユーリ、弾は通らないのか?」
「あの虹色の鱗さえ落ちれば」
「だよなぁ、あの蛇もアレが一番大事だろうしな…」
…ん?もしかしてコレは。
「モユーリ!攻撃の準備だ、一発で二匹仕留められるか?」
「近付ければヤれそう」
「近付ければ、か…よし、ラクト頼む(流し目)」
「だから俺を捨て駒扱いするのやめてくださいよ!?…あぁもう、分かりましたよ!」
よし、これさえ上手くいけば倒せる。オレは迫り来る二体の虹蛇に向き合い、残っているありったけの魔力をアンダーソンに込める。
「テクニカルブレェイク!!」
虹蛇の鱗が爆散した。
「アキヨシさん、爆発魔法使えるなら最初から使ってくださいよ!」
「いや五分したら戻る」
「何それ使えねぇ!?」
痛みでのたうつ蛇にモユーリが駆ける。
蛇はモユーリに尾を叩き付けようとする、が、
「ラクト!」
「空想召喚!!シールドタートルズ!」
その攻撃は硬そうな亀に当たって速度が落ちる。
その間にモユーリは最後の距離を詰めていた。
「さようなら。 二双八又ノ大蛇!!」
2つの銃口からそれぞれ8発、隙間なく放たれた弾丸は、1発ずつ角度を変えて放たれたことにより、
あたかも斬撃のように虹蛇2体の頭と胴を切り離した。
その後、性行為でボロボロになった4匹をラクトの召喚モンスターとタオシーがたこ殴りにし、クエストは達成された。
第7章完結です。




