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攻撃魔法なんて使えませんけど何か?  作者: あんもまいと
7:訪れるはずだった日常
53/110

52 迎え撃て虹蛇

オレ達は少し開けた背の高い草原に来ていた。この辺に虹蛇が出るらしい。

ー虹蛇。虹色の鱗に覆われ、大きさは平均3m。地・水・火・風・雷・闇・聖あらゆる攻撃魔法を受け付けない上に、気性が荒い。

そのため、クエストを受ける奴はほとんどいない。

ガササッ

向こうの草が揺れた。次の瞬間それは目の前に現れた。

「ってうわっデカっ!?」

おいおい待てよ、3mじゃ収まんねぇだろ!5mはあるぞ!?

現れた虹蛇の虹。攻撃魔法を受け付けない体表が眩く輝いている。

しかしそれはさして問題ではない。だって、

「オレが攻撃魔法使えないもんな。よしっかかれ!」

オレが号令をかけるとタオシーが高く跳躍し、ポチを強く握り締める。

「アァキぃぃヨシィィ」

「オッケー、テンガァァ」

ポチが見る見るうちに立派なヤリ(意味深)となり、タオシーはそれを蛇に突き立てる。虹蛇は尾を鞭のようにしならせタオシーを攻撃する。

「アタックバリア」

その岩をも砕く威力はしかし、一瞬で0になる。

「俺たち出る幕ないんじゃないんすか」

「それ言わないで」

ラクトがモユーリにそう言ったとき、

ドォドォドドドド

新たに6体の虹蛇が背後から現れる。

「それは悪魔の言葉」

ラクトは悪魔の言葉もといフラグを立ててしまったのだ。

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