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攻撃魔法なんて使えませんけど何か?  作者: あんもまいと
5:追いついた現実(金)
33/110

33 ペットを飼いたい(アキヨシ)

キノコ狩りでマシューポークと戯れたことを通して、オレはふと思った。

「ペットが欲しい」と。

三人にそう言うと、

「いィィィィィいんじゃァァァァァァァなァァい」

「ペットは私だけで十分でしょ?」

「欲しい」

それぞれの反応が返ってくる。

「ん?キセ、『ペットは私だけで十分』って、いくら何でも女として見てるが」

「え?お○ぺじゃないの?」

目を見開くキセはスルーしておいてオレはモユーリに

「ここら辺にペット買えるとこある?行きたいんだが」

「アニマル町にペットショップがあるはず。それなら私も行きたい。ペット欲しい」

ペットショップに行くことになった。


「…一杯いすぎて何にしよう」

「ペットとしてか移動用とかにするか迷う」

2人は色々なオリを見て回る。

「…えっ何あれメッチャカッコイイんだけど」

「アレはウルフリザード。戦闘にも移動にも重宝する。頭も良いし懐きやすい」

あるオリの中にいた4匹の内、オレは銀色の毛並みの1匹に目が奪われる。

その視線に気づいたのか、そいつはオレに走り寄ってきてオレを見上げてきた。

「クルルル」

可愛い声で全力アピールしてきている。撫でてやると嬉しそうに頭を擦り付けてくる。

決めた。コイツにしよう。

「モユーリは何にする?」

「まだ迷ってるから先に帰っていい。後から帰る」

そう言われたのでオレはこのウルフリザードを買い、店から出るなり上に乗ってみた。とてもフワフワしている。座り心地抜群だ。

ウルフリザードは抵抗する様子もなく、どこへ向かうのか指示を待つようにこちらを見ている。

「じゃあとりあえず真っ直ぐだ!」

ウルフリザードは一つ頷いて走り出す。中々のスピードが出ているが腰が痛くなるようなことはない。最高だ。

結構回り道をしながらオレは家まで帰った。

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