29 久々のクエスト
「おい聞いてんのか!?」
屋敷中に怒鳴り声が響き渡る。
「どうしたんだモユーリそんな大声出してさ。もう一回ちゃんと何がどうしてそうなったのか言ってくれないと困るよ。」
「その発言もう6回目」
そう言ってオレに銃口を突き付けるモユーリ。
「ごめんごめん。最近グータラに怠惰な生活をしていたせいでここに住んでいる全員の収入が0になって、目減りする経費を管理している側としてはそろそろ働いて欲しいっていうか働けっていう話だっけ?で、どうした?」
「それが全てだよ!!聞いてんじゃねーか!!」
モユーリキレてキャラ変わってんなぁ…。
「タオシー、クエスト行きたい?」
「まぁあ行ってぇもいい」
「キセは?」
「私はアキヨシが行くならたとえ火の中水の中ベッドの中よ」
「じゃあ決まりだな。モユーリとタオシーいってらぁ」
モユーリは詰め寄ってきて言った。
「…家追い出すよ?」
仕方なく(飽くまで仕方なくだ)殺気が目に見えそうなくらい放出しているモユーリと共に全員でギルドへ。
「おいスゲぇぞ!キノコ狩りのクエストがある!」
オレはその紙を取ると皆に見せる。
「それいい」
モユーリが賛成する。タオシーも同意見だ。キセが
「何それ」
そう言ったのでオレは説明を始める。
「キノコ狩りってのはな、文字通りキノコを採取するクエストだ。…おいキセ、どこ見てんだ?…採ったキノコは食うもよし売るもよし、たまにメッチャ高いキノコもあるから美味しいクエストだ。今の時期は森も安全だしな」
「なるほど賛成。体は汚したくないしね」
理由はアレだが賛成らしい。オレ達は森へと向かった。




