19 四面鳥
後日オレ達は更新されたクエスト掲示板を見ていた。
「…で、どれにすんの?」
と、オレは言った。ちなみに、オレ的には金が稼げて命の危険がなければ何でもいい。
するとモユーリが、
「…ボルガノシュナイダー」
「あァそれェいいねェェ」
マジでぶっ叩くぞオマエラ。そこでオレはあるポスターが目についた。
『四面鳥の討伐:1匹100,000G』
…高いな。2匹狩れば充分に借金返済できるじゃねーか。オレ達は、それに行くことにした。(強制)
「うぅシュナイダー」
「愛称つけんな」
オレ達は森の中を歩いて行く。それにしても、四面鳥って美味そうだな。
「ねぇ何でェよりによってぇしィめェェんちょう?」
「美味そうだし、高いから」
「何言ってんですか」
「えっ!?」
何、違うのか?
「四面鳥は死面鳥とか面喰鳥(人の顔に食いつくことから)とか言われてますよ」
「…マジで?」
「それに羽には刃が、口は4つに裂けていて、尾には毒針が」
ヤベぇじゃん。
「バァァカだなァ」
オレが杖を構えると、土下座した。どうやらトラウマらしい。
そんな中
「ギィェェェェェェ」
オレはその声が本能的にそれだと分かった。何だろう、凄く引き返したい。
「強さとしては、ビートルズと同等以上。ビートルズより安いのは、有効に使える部位が少ないからだと」
モユーリがオレの心をさらに抉りに来る。もうやめて!オレのライフはもうゼロだ!
本気で逃げようと思ったとき、
そいつは現れた。




