16 請求
やばいやばい。ビートルズの報酬マジで高い。3で割ってもこの値段かよ。これだけあれば、1ヶ月は遊んで暮らせる。オレは目の前の札束をうっとりと見つめる。
ピンポーン
…?はて、オレ何か頼んだっけ?(某密林的システムはある)
ピンポーン
タオシ-には合鍵渡したけどな…まさかあいつまた落としたのか?よくもオレの優雅な時間を…。
オレはドアを開け
「タオシィィ!!お前13回目だぞ!?」
叫んだ。しかしそこにいたのはタオシーではなかった。
綺麗なお姉さんだった。
それを確認するや否や、オレは持病である、「女性と会話できない病」が発症する。
「…っあー…えーと」
「あのっ、これお願いします」
お姉さんに渡されたのは、請求書だった。
…えっ請求書!?
『アキヨシ様。貴方はタオシー様の保証人であるため、下記の金額を請求いた
__¥1,000,000
スモールキャッツ一同』
子猫ちゃん(6話参照)ってキャバ嬢のことかよ…。…ってかちょっと待て。今回の報酬+今のオレの資産でも20万くらい足りない。
俺は全資産をにこやかな顔で奪われ、約束の手形と指紋まで奪われた。…やべぇ。の前にちょっとタオシーどこだコラ。今度会ったらマジただじゃおかねぇ。…でもやっぱり金稼がないとやべぇ。
オレは家の食料庫を覗いてみた。
「………」
あったのは、ビートルズ戦(長かった…特に……以下略)前に開いた鍋パ(鍋パーティーの略。正式には、最後の晩餐的に何か。)の残り
1、大量の豆腐
2、3本のネギ
…以上。大事なことだから以下略。
これはいかん。死んでしまう。割とガチで。
オレは町(主にオレ)の平和(命)を守るため、ギルドへと向かった。




