12 ビートルズ(開戦)
ビートルズの報酬額をギルドで確認したが、
「めっちゃ高いやんけ」
そう、どうやらビートルズはオークやそこらの雑魚とは格が違う。しっかりと、何度見直しても“害虫指定”のスタンプが押してある。
報酬の高さからすると、結構強い。
これは、頑張らないとな…。決意を新たにしていると、クエストの手続きをしていた、タオシーとモユーリがオレを呼んだ。
オレがカウンターに着くと、3枚の紙を渡した。
遺書だった。(強いモンスターを討伐するクエストを受けると書かされるのだ。)
そんなに強いのかよ…。オレは不安になった。
オレ達は花畑を歩いていた。…死んだわけじゃないぞ!
どうやら、ここが住み家らしい。こんな綺麗な花畑に住んでいるのか…。ビートルズってどんな奴なんだろう。モユーリに聞いてみよう。
「ビートルズってどんな奴?」
「知らない。かっこいい名前だったから。」
即答である。マジカこいつ。
係の人によると、虫型で一目見たらすぐ分かるらしい。
…情報少ねぇ!
心の中でモユーリに抗議していると、向こうの方が火で包まれた。何があった?立ち止まって見ていると、たくさんの虫が飛んできた。ビートルズってこいつらのことかと思ったが、どう見ても、ただの蜂である。じゃああの炎は、…と再び向こうを見ると、煙の中に大きな影が見えた。何してんだあのデカいの。いきなり炎放ちやがって…。
「あぁぁ、はちをォ食べてるゥ。」
タオシーが言った。
「よく見えるな。」
「せぇんりぃがァんスキルゥ使ったァ。」
こいつ、そんなもの持ってやがったのか…。煙が晴れ、向こうにいた奴の姿が露わになった。
ビートルズ…ビーとる ズBeeとるズー…Beeとるzoo
「あいつクマじゃないか!!」
オレは全身全霊で叫んだ。
こんばんは。
とうとう、1章完結しました。今からは、4~5話ぐらいしかない、2章がスタートします。
ここまで、読んで頂いた読者の皆様に感謝申し上げます。
これからも、末永くお付き合い下さると、幸いです。




