99 逆襲
「行くぞ!」
合図で一斉に攻撃を始める。
「射聖砲ォォ」
「八又ノ大蛇」
「サンドストーム」
「全反射する手」
「ニャンコウォリアーズ」
オレのサンドストームともかくとして、攻撃がタイタンの巨体を蝕んでいく。…が、
「中々減らないわね…」
「おう」
数十mもある巨体に致命傷を負わせるには程遠かった。膝をつかせてはいるが
…どうしよう。
するとモユーリが、ポケットからこの前買っていた魔弾を取り出す。
「コントロールが難しいけど、相手が動かないなら。…みんなどいて」
そう言い放ち、弾をつめ宙に飛び上がりタイタンに銃口を向け―引き金を引く。
「死ね―陽之火具終地」
魔弾は炎を纏いながらタイタンへと進み、当たった瞬間、その巨体を覆い尽くすほどの爆焔を上げた。
業火に焼かれたタイタンは、最初悲鳴を上げていたが、少しずつその声は小さくなり…やがて消えた。
「…やったらしいな」
炎が収まるのを待って近づくと、黒焦げの死体が転がっていた。
「「「「「よっしゃああああ!?」」」」」
皆で喜び合っていると、オレはあることに気付いた。
「タオシー、その傷どうした?」
タオシーの全身に打撲痕があり、所々では皮膚が抉れていてそこそこ重傷である。
「まさかタイタンに…」
「いやァァ高いところォからァずっとォ射聖してたァからァちょっとォォ着地がァ下手すぎィてェねェ」
…うんやっぱりタオシーはアホだな。
とうとう10章も終了です。
ここまで読んでいただいてる読者の皆様に感謝です。




