98 まさかのカチュジェイド
「…大丈夫?」
「全く死んでしまいたいぜ…」
「もう2回死んでるじゃん」
2回死んだ(分のダメ-ジを受けた)オレをモユーリが瓦礫の中から助け出す。
「あと1個あるって覚えてなかったの?」
そう、最後の助命石で命は助かっていたのである。…だがさっきの自分のパニクリかたに人生最大の恥ずかしさを覚える。
…まあ、間近で見たのはアイツ…タイタンだけだし、アイツさえ倒せば誰の記憶にも残らないはずだ(妄言)。
「アイツの狙いはキセになったみたいだな」
「…(こくり)」
現在、キセに狙いを定めたタイタンはキセに向かって拳を振り下ろし…腕が弾け飛んだ。
…えっ?
「おわァァ!?」
タイタンの悲鳴(?)が轟く。
何が起こったのか分からないオレ達。するとキセが言い放った。
「アンタ私の体に見とれてて魔法を纏うのを忘れてたわよ」
「…!?おりゃあしっかりかけちゃじょ!?」
タイタンはなくなった右腕を治しにかかる。
「ショコヒイリュ」
しかし何も起こらなかった。
「にゃんでだ!?」
戸惑うタイタン。
…あ、なるほど理解した。カチュジェイドでちゃんと魔法が唱えられないんだ。
ってカチュジェイドって凄くね!?確か効果時間はタオシーで実験したときは1時間くらいだった。
や っ た ぜ ☆ 。
オレは叫ぶ。
「オマェらァァもう相手は『災害』じゃねぇぞォォ!!ただの巨人狩りだ!!」




