95 危機
「…はあっ、はあっ、何とか撒いたか…?」
執拗にオレを狙ってくるタイタンから砂煙とハーブリに紛れて逃げる作戦はうまくいったようだ。
さて、少し考えを整理しよう。他の奴らは…まあ大丈夫だろ、今までも何とかなってるし。
「助けてェェェ」
で、どうしてあいつのパンチのスピードが急に上がるのかだが…。
「アキヨシィィ」
…何でだよ!?オレのなけなしの信頼を返せよ!?
タイタンの手がキセを捕らえていた。
「へへっ、中々いい女だな」
あっ、こいつ喋れたのか。
「なぁお嬢さん、オレといいことしようぜ?」
「ごめんなさい、私のモノにはアナタのソレを受け入れるような広さは無いみたい」
「安心しな、ねじ込んでやるよ。穴は広げりゃいいんだからな」
「アキヨシ今の聞いた!?コイツ駄目よ早く助けて!!…でないと私あの龍頭をねじ込まれるわ!?」
まぁ確かにあのサイズなら亀ではなく龍だな…。…ってそうじゃない、どうやって助けたら…。
「さぁ、服を脱がせるとするか」
「いえ、待って私が脱ぐわ…あなたがやると体ごと潰しちゃいそう…だから手を開いてちょうだい」
「おお!これは同意の上だな?よし、ほら」
「テレポート」
「…クソ女ァァァ」
ちょろいなタイタン。タオシー並にちょろいよ。
「クックルー」
…ん?これはラクトの召喚島「ポストビジョン」だな。どれどれ…『タイタンについて話があるので来て下さい』?




