1 狂乱魔導士
「今日も来てねぇ…」
ギルドにパーティーメンバー募集のポスターを貼って1週間。
未だにオレ、アキヨシのもとに参加希望者は現れない。
「別に悪くはないと思うんだけど…」
パーティメンバー募集用紙に書いてあるオレのステータス(これを記載しないと募集できないと法で決められている)と参加資格(今回は『攻撃ができるなら誰でも』と書いてある)。
参加資格は至って易しいし、オレのステータスだって悪くはないはずだ。まぁ1つ問題があるとすれば、オレは攻撃魔法が一切使えない状態異常専門の魔法使いということだ。(以後このジョブをクレイズプリーストと呼ぶ)
改めて募集用紙を見てもおかしいところは無い気がする。
オレは首を傾げた。
ギルドの帰りに1つクエストを受けた。係の人にはこの町の平和のためにと言ったが、まぁ正直に言うと金がなくなってきたからだ(笑)
受けたクエストは『オークの討伐』。世の中の女性のためにも頑張ろう。
ちなみに、オークの肉は良質で、高値でギルドが買い取ってくれる。また、男に対しては怒らせない限り何もしてこないため、とても狩りやすい。
そんなわけで森に到着。…あ、いたいた、やはり夜はすぐに見つかるな。まずはあの木の陰でコソコソしているあいつにしよう。
オレは近づくと呪文を唱えた。
「スカ●ロジ●!」
途端オークは、自分の周辺にあった何かをまるで好みの女性を見ているかのようにして見つめ、そして食べ始めた。
しばらくしてオレはそれを解除。
オークは自分のしたことに気づき、気絶・・・・はせずにオレに気づき、走ってきた。
かなりガチギレで。
仕方がないので逃げることにした。しかし、どんどんオークは追ってきて、やばいと感じたそのとき、
もう1匹のオークが見えた。
オレはすかさず呪文を唱える。
「バ●ア●ラ!」
途端そのオークは追ってきているオークをあたかも(以下略)
その後オレは2匹のオークを引きずり、ギルドへ報酬を受け取りに行った。流石に今度は2匹とも気絶している(笑)
係りの人は(女性)はとても嬉しそうな顔で
「女性としてもうれしい。ありがとう。」
と追加でお礼をしてくれた。
そしてそのあとさらに、
「なんでこんなにヌルヌルで臭いんですか?」
と聞かれた、オレは金をもって全力ダッシュで帰った。
こんにちは 作者の あんもまいと です。
デビュー作となる(エセ小説家として)『攻撃魔法なんて使えませんけど何か?』はまだまだ未熟ですが、
楽しんでいただけると幸いです。




