罠
「…………」
喉が酷く乾いてうまく声を出すことが出来ない。いや、出せたとしても何を言えばいいのだろうか?
冗談だと笑い飛ばしたかったが、少女の鋭い視線と厳しい横顔がそれを許さない。フィーナは相変わらず、いつ襲いかかってこられても対応できるように剣を構えていた。
ゆっくりと視線を神父の方向へとスライドさせていく。
「えと……違いますよね、神父様?」
「いえ、彼女言っていることは正しいですよ。私がこれまで商人を殺してきた犯人です」
「…………は?」
今度こそ、リックの思考は完璧に停止した。ただ笑みを浮かべたまま、己が凶行を為した犯人だと告げる神父を見つめる。
今でも鮮明に思い出せる。人を直視出来ないまでに引き裂き、葬り去ったあの殺人現場を。それを行ったのが、この虫も殺せないような面をしている神父?
未だに頬笑みを崩さずに自白したためか、あまりにも現実味が無さ過ぎた。
心臓が高鳴りすぎて息切れを起こしていた。それでも声を絞り出し、かすれた声音で神父に問いかける。
「……ど、どうしてそんなことを?」
「どうして?……決まっているでしょ、この都市の浄化のためですよ」
浄化?間抜けな顔で首をひねるリック。
「私が今まで殺してきた方々はね、皆が死に値する救いのようのない屑ばかりなのです。金のために多くの人を騙し、食い物としてきた罪人です。そしてそれを恥じることもなくのうのうと生きているのですよ。だから女神様に代わって私が罰を下しました」
「…………」
何故、この人はこれほど残酷な事を恥じることもなく淡々と話すことが出来るのだろうか?とても笑いながら話すことの出来る内容では無い。
神父の言葉には一切の後悔も懺悔の感情も含まれてはいない。むしろ、己が正しいことを為したかのような達成感さえ感じられた。
「ちなみにリックさんがつい先ほど見た死体、あれはね昨日貴方に絡んでいた露店の男ですよ?気付きましたか?取るに足らない小物でしたが、聖者の名を金儲けに使いましたからね、神父として許しておけません」
呆然自失でリックはただ穴が空くほど神父を見つめる。何を言うべきか、何を思うべきなのか、何一つ分からない。ただ酸欠の魚のように口をパクパクさせるだけだ。
何も話さないリックの代わりに一歩前へ出て口を開いたのはフィーナだった。
「それでお優しい神父様はどうしてリックに罪をなすりつけたのかしら?」
「ああ、それですか……罪人を裁いただけだというのに、神の御心が分からぬ愚物共が騒ぎ出しましてね。自警団が厳重態勢を取っていましたから、標的になってくれるような献身者を探していたのですよ。そして見つけたんですよ、リックさんを……」
ぞくりと思わず背筋が震えるような視線を向けてくる。
「異国の容貌に格好、それに言動もおかしく、頭がイカれているように見えましたからね。犠牲者として自警団に差し出すにはピッタリだと思ったのです。だからリックさんに凶器のナイフを忍び込ませたのですよ」
「なッ……!」
まるで悪びれもせずに告げる神父にリックは絶句した。
今まで人殺し呼ばわりされて、追いかけまわされたのは全部、この男のせい。怒り狂ってもおかしくない状況だというのに心は冷めていく一方だ。
「そして昨日の事、偶然に露店で絡まれているリックさんを見つけたんですよ。教会へと連れ込んで自警団へと引き渡そうとしたのですが……あっ、昨日、自警団に通報したのも私ですよ。リックさんを教会に連れてきた後、子供達に頼みました」
「…………」
「本当はそこで彼には捕まっていただくはずだったのですがね、フィーナさんの知り合いだと聞いて、止めました。そして今日、再び浄化を行い、この騒ぎを起こしたのです」
「……私をおびき寄せるため?」
「えぇ、そうですよ……面倒でしたがね。フィーナさん、貴方なら助けにくるのではないかと思いました。そしたら案の定、貴女は彼の元へと駆けつけた!まったく、お優しい方だ」
神父は改めてフィーナに向き直ると厳かに一礼した。
「挨拶が遅れましたね、バグナ―ド王国第三王女、フィーナ・ゾア・バグナード様。いえ、もうかの国は存在しないのですから、元王女と呼んだほうがよろしいでしょうか?
貴女の噂は私の耳にも届いていますよ。私のような神託をうけた者達を殺して回っているそうですね?」
「……え?」
今、何と言った?
王女……?神父の口から飛び出してくる爆弾の連続にもう頭は破裂寸前だった。
信じられない。今、俺の隣にいるこの少女が王女様だって?
少女の美しい横顔を見る。が、フィーナは視線一つ寄こさなかった。ただただ神父を睨むだけだった。
「チッ!何が神託よ、貴方に憑いているのは神ではないわ。悪魔よ。紅い瞳がその証拠」
「悪魔ですと……失敬な。私の耳に届くこの声は女神様の声。そしてこの瞳は……」
ゆっくりと神父は牛乳瓶の瓶底のような眼鏡を外した。そして露わになったのは……鮮血のように紅く怪しく光る目だった。
「私が女神の代行者として選ばれた証ですよ」
「あ、悪魔、憑き……!」
リックはその不気味な輝きを放つ目に見覚えがあった。あの切っても倒れない盗賊の頭、確かあの男も同じように目が赤かった……。不気味な光を放つその眼光。
生理的な不快感を引き起こすその目の色に後ずさりするリック。
「フィーナ王女。貴方の父には本当に感謝しているのですよ。バグナ―ド王のお陰で、私は己の為すべき事、そして力を得ることが出来た……だというのに何故、娘である貴方が私達を否定するのですか?」
「それは悪魔憑きがこの世界の害にしかならないからよ。父の犯した過ちは子である私が清算しなければならないわ」
リックの存在を蚊帳の外へと押しやり、二人の会話は続いている。異世界からの来訪者であるリックには話の半分も分からなかった。
訳が分からないまま、しかも口を挟むことは出来ない。
「剣を納めてくれませんか?そして私と私の同士を殺すのも止めていただきたい。貴女みたいな美しい方と争うのは本意ではありませんからね」
「無理ね……ここで見逃したらまた犠牲者が増えるのでしょう?」
「聖務ですから……私のね」
ピリピリした張りつめた糸のような緊張感が場を満たした。いまだにおろおろと現状を理解できないリックにフィーナが声を掛ける。
「リック……あの神父を捕えるわ、貴女も手伝って」
「あ、あの、フィーナさん?お、俺、何が何だか分からないんですけど……!」
「後で何もかも説明するわ!私の事も、悪魔憑きの事も!だから今は力を貸して!貴方の冤罪を晴らすためにも」
「わ、分かりました……!」
状況は未だに不明瞭なまま。フィーナと神父の間で交わされた会話のほとんどが理解できない事ばかりだったが、それでもリックは剣を抜き、構える。
力を貸して、か。犯人が神父で会ったことをまだ上手くは消化出来なかったが、それでもフィーナに求められたのなら応えない訳にはいかない。
そんな二人の殺気にさらされながらも神父は未だに憮然としていた。やがて、呆れたような溜息を零す。
「はぁ……こうなっては仕方ありません。私はまだこの場で倒れるわけにはいきませんから。この街のの浄化はまだ終わっていないのですからね」
法衣の中から刃渡り60センチほどのナイフを取り出す。それは数日前、リックのベルトに挟まっていた血まみれの凶器とまったく同じ意匠をしていた。
思わずリックの顔が激しく歪む。
本当にこいつが犯人だったのか!今さらながらに体の奥底から怒りがふつふつとわき上がってくる。
感情のまま足を踏み出しかけたその時、神父が両の手に揃えたナイフから黒い霧が噴き出した。それは渦を巻くようにナイフへと絡みつき、刃を構成する。
「……あまり戦いというものは好きではないのですが、残念です」
瞬間、神父の顔が凄惨に歪んだ。言葉とはまるで正反対の表情。殺戮を楽しめる者だけが浮かべることのできる狂相だった。
ぞくりとした戦慄が奔る。反射的にリックは足を強く踏み込み、神父へと斬りかかっていた。殺される前に殺せ、本能が叫んでいる。
頭からつま先まで、両断するかのような一刀。だが、リックの剣は空を切ったのみで、何の手ごたえもなく地面へと突き刺さった。
「ほう、なかなか早いですね」
神父の声が何故か背後から聞こえた。
「なッ!」
一体、いつの間に移動したというのか?驚き固まるリックに、にこりと天使のような頬笑みを返すと、そのの首に向かって黒刀を振るう。頭と胴体が切断される瞬間、リックの命を救ったのは横から突き出されたレイピア。神父は攻撃を止め、高々と跳躍していた。
何と言う軽業。動きにくいであろう法衣を纏っているとは思えない動きだ。
「リック!気を付けなさい!普通の人間と思っていたら殺されるわ!」
そう叫ぶとフィーナは着地した神父に斬りかかる。疾風のように鋭く、目にも留まらぬ突きと斬撃を繰りだした。だが神父はそれをこともなげにさばいていく。
一体、何故?頭に疑問符を浮かべるリック。
ほとんど神父は棒立ちで立っているだけだというのに、どうしてフィーナ剣撃を防ぎきることができるのか?
その答えはすぐに分かった。神父の黒剣。それが自立しているかのように、鞭のごとく動き、フィーナの攻撃を止めているのだ。神父自体は動いていない。ただ霧のようにもやを放つ彼の剣が生きているかのように動き、持ち主を守っているのだ。
(何て、厄介な……!)
再び剣を握りしめ、駆けだすリック。それを感じ取ったフィーナが器用に攻撃を加えながら跳び上がり、神父の頭上を越え、反対側に着地をする。
これで挟み撃ち!狭い路地のため、逃げ場は無く、同時に襲いかかるリックとフィーナ。上下左右から剣を奔らせ、神父を追い詰めていった。
鞭のように流動的に動く二本の黒剣が神父を守っているが。徐々に押されていく。
威力よりも速度重視で剣を振るっていき、やがてフィーナの剣がようやく神父の腕を捕えた。鮮血が地面に飛び散り、黒剣が神父の手から零れおちる。
痛みか、それとも驚きか……一瞬固まった神父の隙を見逃さずリックも下からの振り上げでもう片方の黒剣を弾き飛ばした。
黒剣は神父の手から離れると、その纏った黒い霧が消滅していき、元のナイフに戻っていく。
再び神父は懐からナイフを取り出そうとするがその前にリックは剣を神父の首へと突き付けた。首の皮一枚ほど貫通したのか、首から僅かに血が流れ出す。
「……無駄な抵抗は止めなさい」
そして横には魔術で作った炎の槍を掲げたフィーナの姿が。いつでも神父を黒こげにできるような体勢だった。
この追い詰められた状況を見て、ようやく神父は顔から表情を消した。無言で己を睨みつけるリックとフィーナを視界に納めている。そしてため息を一つ。
「ふぅ~……二人とも、お強いですね。フィーナ王女はともかく、リックさんもこれほど腕が立つとは……正直、驚きましたよ」
「…………」
答えることなくリックは神父に殺意のこもった視線を送り続けていた。
頭によぎるのは、この都市に来てから振りかかってきた災難の数々。それの原因を作ったのはこの男であり、さらにその上、自分を騙し、フィーナをおびき寄せる餌として使ったのだ。
正直、このまま剣を突き立てて葬り去ってしまいたい。怒りと緊張のためか、剣先が僅かに震えている。
が、ここでこの神父を殺しても何の解決にもならないのも事実だ。歯を食いしばり、殺意を胸の内に押しとどめる。
「フィーナさん……この男はどうしますか?自警団に引きずり出しますか?」
「そうね……曲がりなりにも神父だから、犯人だと分かってもらうのは難しいかもしれないわね……一工夫が必要かも」
顎に手を当て考えを巡らせるフィーナ。
確かに厄介だ。いくらリックが真犯人はこいつだと叫んで自警団に引き渡しても信じては貰えないだろう。
だが、この男の目を赤く、悪魔憑きという存在であるのは間違いない、しかも懐には犯行に使われたナイフもある。ならばそれを使って冤罪を証明出来るのではないか、リックの心の内に希望が芽生え始めた時、不意に神父の哄笑が響きわたった。
とても神に仕える者の声とは思えぬ笑い声に背筋が冷える。
「な、何がおかしい?」
「いや……ね!もう勝ち誇っている貴方達がおかしくてね。女神様に守られた私が負けるはずは無いというのに」
「……何?」
この状況を負けと言わずして何と言うのか、ついに頭がおかしくなったのか?とリックが恐怖感を覚えた時、神父は何事かを呟いた。
その刹那、リックの身体を電流に似た衝撃がほとばしった。
「え?……がぁッ!?」
体が痙攣を始め、指一本すら動かすのが困難な状況に陥ってしまう。足腰にも力が入らず、手から剣が離れ、リックは汚い路地裏に倒れ伏していた。
「リックッ!どうしたの!」
フィーナの叫び声が遠くに聞こえる。
一体何が……!悲鳴すら上げられず、混乱するリック。
慌ててフィーナが魔術を解除して駆け寄ろうとしたが……
「おっと。王女様、動かないでくださいね!」
神父は落ちていたナイフを動けないリックへと突き付けたのだった。
さっきとはまるで正反対な状況。何故、こうも一瞬で形勢が逆転してしまったのか、何故、自分の身体がまるで動かないのか、何も分からないまま、ただ首筋に感じる冷たい鉄の感触に震えていた。
「貴方ッ!リックに何をしたの……!」
「何、ちょっと体を痺れさせただけですよ。これの力によってね」
目だけを必死に動かし、神父が掲げた物を確認するリック。それは太陽に翼が生えたかのような銀細工のアクセサリー。
見覚えがある。それは自由に教会へと出入りするために神父が渡した四聖教会の信徒の証である道具だった。
「昨日、リックさんにお渡ししましてね。この聖具は信仰心の無い者が持つと天罰が下るという素晴らしい道具なのですよ……ふふ、どうやらリックさんはリックさんはまだ持っていてくれていたようだ。
我が同志達が狩られていることから貴女の腕が相当であるのは明白だった。なので、一計を講じさせてもらったのですよ」
聖具といったが正確には違う。
魔道具、魔の力が注ぎ込まれた特殊な道具だ。製作者の意志に従い、装備者の行動を束縛するという効力を持つ。いわゆる手錠のような存在であり、しかも手だけでなく全身を痺れさせる力を持つという優れものだ。
昨日、神父がリックに渡したアクセサリーがまさにそれだ。神父を信頼していたリックは馬鹿丁寧にそれを首からぶら下げていたのだ。
(お、俺は……何て馬鹿な事を……!)
今の今まですっかりと忘れていた。神父が犯人だと分かった時にすぐに捨てておくべきだったのに!自分の迂闊さを激しく呪う。
「さぁ、フィーナ王女。彼の命が惜しければ剣を捨てて下さいね?」
脅されたフィーナは悔しげに顔を歯を食いしばりながら神父を睨んでいる。形勢は逆転。追い詰めていたはずなのに、わずか一瞬の出来事で立場は変わってしまった。
逃げてくれッ、声すら一切出せないままリックはそうフィーナに向かって念を飛ばした。いや、何なら自分ごと神父を殺してしまっても構わない。本気でそう思っていた。
何度も命を助けてもらったというのに、こんな形で足を引っ張るなんて……絶好のチャンスだったはずだ。だというのにこんな馬鹿なミスで彼女を危険にさらしていしまっている。
自業自得だ、殺されても己の間抜けを怨むことしかできない。
激しく迷っていたフィーナの視線がリックのそれと交差する。そして、フィーナの強張っていた顔がふっと緩み、全身から力が抜けた。分かってくれたのか、そうリックが判断した時……
「分かったわ……貴方の言うとおりにするから……彼を殺さないで」
フィーナは剣を地面へと放り捨てた。カランと乾いた音が路地裏に響きわたる。
(な、何で……!)
苦鳴を出すことも出来ぬまま、リックは心中で叫んだ。こんな間抜け、殺されても仕方がないというのに!
「ふふ、お優しいですね……さすが名君と言われた王のご息女ですね」
「名君?暗愚の間違いでしょ?父は貴女のような化け物を生み出してしまったのだからね」
「まだ言いますか……まぁ、貴女の説得は後にしましょうか?時間ならたっぷりありますからね。では貴女もこれを首に付けて下さい」
神父はにやりと笑うと、フィーナに向かってリックを拘束した魔道具を投げ捨てた。
忌々しげにそれを受け取るフィーナ。迷うような素振りを見せながらもそれを頭から通していく。止めてくれ、そう何度も心の中で叫ぶが、声として外界に出ることはない。
悲しげな視線をリックに向けるフィーナ。涙に滲むその瞳に浮かんでいるのは懺悔の念だった。
「リック……ごめんなさい、貴方を巻き込んでしまって」
後悔のこもったその言葉に胸が激しく痛んだ。
巻き込んだ……?違うだろ!勝手に自分が首を突っ込んだだけだ!
フィーナには非は一切ない。
それなのにまだこの少女は自分を助けようとしているのか。
「……女神に誓って約束しなさい、リックには手を出さないと」
「えぇ、約束しますよ。これでも神父ですからね。貴女が言うことを聞く限り彼には手を出しません」
残酷に笑う神父を睨みつけフィーナが魔道具を見に付けた。瞬間、再び神父が何事かを呟いた。
「ぐ、ぐう……!」
銀のアクセサリーから暗い光を放ち、フィーナの身体から自由を奪っていく。美しい顔を歪め膝から崩れ落ちて地面に倒れ伏した。
よほどの衝撃だったのか、意識も失っているようだった。その様をただ見ることしかできないリック。
神父は糸の切れた人形のようにピクリとも動かないフィーナを抱えると背を向ける。リックは全身全霊を振り絞り、顔を上げ、声をひねり出した。
「ま、て…………ふぃ、なさん、を……どうする気だ?」
「ほう、この状況で話せるのですか。大したものです。実はですね、この元お姫様が欲しいと言っている方が私の知り合いにいるのですよ。だから殺しはしませんよ」
にこりと笑いながら告げるが、この神父の知り合いとやらだ。ろくな奴で無いのは間違いない。
(行かせる、わけに、は……!)
必死に体を動かそうとしたが、鉛のように重く、まるで自分の身体で無いようだった。
「あぁ、貴方もそのままにしてはおきませんよ……大丈夫、ちゃんと人を呼びますよ。すぐ側には冒険者の方がいますからね」
無慈悲な宣告を下すと神父は颯爽と路地裏から歩み去っていく。その背中をただ見つめることしかできないリック。待て、そう口を動かすがかすれた音が漏れるだけだった。
(クソッ、くそぉ……!)
憎しみで人を殺せたらどれほどいいだろう。
神父は一瞥することなく、リックの視界から消えていったのだった。




