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プロローグ
皆様はじめまして。
ロポと申します。ロボではなくロポです半濁点です。
多方面に活動しすぎて本業がないことに悩みを抱えたしょうj……y…………。いい女性です。
論文ばかりの人生で小説を書くにもあまりに機知がないため、疲れたあなたに捧げる児童文学です。
お読みに預かることがあれば、心より感謝いたします。
ーーキミはどうしてそこにいる?
ーーキミは選択できる?
ーーキミは裁定できるのか?
ーーキミを××て、××にしていいのかな?
セカイには多くのヒトがいる。私は少し普通じゃない、のは気づいている。それを図々しいとも思っている。セカイのヒトは想像できないような性質を手にしている。でもそれは知っている。
自分はそれとなく器用であるし、人の役に立つのが好きだ。喜びを見て喜びを得る。こんな考え方ができるなんて、良い子すぎるじゃないか。でも良い子というのは自分で決めるものじゃない。周りにどう思われるかなんだ。
幸せっていうのはわからない。けれど不幸せだとは思わない。きっとみんな思っている。
『そんなのは自分が今をどう思うかだ』
私は今、歩いている