1枚目 攻略本と隠しキャラ
彩葉先輩の物語はエターナル
私は大山小萌
小説が好きなので文芸部に入部した
高校1年生です
好きなジャンルとか特になく
雑食系読者です
入学式からある噂話を聞き付け
私は文芸部に入部する事にしました
この学校には公開されてない
面白い作品があると
噂の真相は分かりませんが
文芸部の中を見学してから
軽めの体験作文と原稿を読ませて貰ったりして
その後は無事に入部届けを出しました
空気感は各々が会話をしながら
時折真剣な眼差しで原稿を書いてる感じでしたね
1人を除いては
全体的に文芸部っぽい感じで
静かな感じがして今時では
珍しい空気感だとも思いました
そう言えば原稿の中に
見なくてもいいと言うものがありましたが
逆に気になりました
何人か居た体験入部者も結局
私と物静かな女子の
二人だけになりました
「いやー、
良かった良かった廃部は大丈夫そうだにゃー」
「んん、そんな顔しないでよぉ。めでたい事なんだからさぁ」
はい
この空気感クラッシャーな方が部長の
七海彩葉先輩です
文芸部内で唯一現代人っぽい現代人です
言葉使いは置いといて
この人
部長っぽいのかないのか分からない人だ
話してる時は崩した感じだけど
部活の話は真面目で
ちゃんと仕事してる感じもあるのだ
根は真面目なのかも知れない
あと先輩 部活中にソシャゲするのはやめましょうよ
ガチャきたとか言ってるし
数日経ってある程度馴染んだ頃
「そう言えば先輩、この学校には公開されてない面白い作品があるとかないとか聞いた事あります?」
「んにゃぁ、そんなの色々あるんじゃないかなぁ」
「どんなんか分かる?一応ある程度過去作は目を通してるから分かるかも?」
「とにかく面白いらしいです、残念ながらそれ以外は何とも」
「あーもしかして、ちょっと待ってねぇ」
あったこれでいいっしょ
その様な声を出しながら取り出したの1枚の原稿だった
「お望み通りか知らんけどこれかもねぇ、読んでみん」
そこには
『攻略本と隠しキャラ』
外伝を含む4シリーズのゲーム作品に転生した話
支配から救い王道の赤の書
世界の崩壊から青の書
再生をテーマにした緑の書
宇宙規模の戦いになった黒の書
主人公はシリーズをやり込んだ人で
青の書の数年前の世界だと知り落ち込む
青の書はこの星の女神で運命を操って
外の神々の禁忌時間操作を繰り返し力を蓄えていた
その運命の力は強力でその力に抗う物語ではあるが
主人公は隠しキャラの村娘と話て決意を決める
この隠しキャラは昔顔に傷を負って
外れ村に住むキャラクターなのだか
その運命に換喩して主人公自ら顔に傷を負う
その後旅立とうするが村娘もついて行く事に
彼女の人生を尊重したい主人公は外伝作品の知識まで
使って様々な技など教えながら旅をする物語
またこの4シリーズは同じ世界の話で
やろうと思えば一作品から外伝の技が再現可能な作り込み作品なので色々ややこしい事になる
原稿に書く様な内容じゃない
でもこれいいなぁ…
こう言うのって未来知ってるタイプの作品だ
運命って力と戦うのかな?
隠しキャラってどんな意味だろ?
チート系?それと恋愛要素もありそう
顔に傷跡あるのも運命的かも
「あ、あの先輩これの続きって」
「え?無いよ?」
「え?」「ん?」
「これは私の趣味で書いた設定資料だからねぇ」
「継続して書くの大変そうだし止めちゃった」
「えー!も 勿体なくないですか?!」
「その色々と!」
「じゃあ書いてみる?続き?」
「え?良いんですか!是非!」
その後
続きを書いて先輩に見せました
大爆笑で大批判
設定から言葉選びまで隅々と
おっしゃる通りの未熟さです
私は学びました
せ 設定が濃いと書くのが大変だと




