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「よっしゃー!」


「ぅっんっぅぅ……」


 またもや紗綾が足をばたつかせ抵抗を試みるが、やはり屈強な男達の力の前には、なす(すべ)がない。


「ほらっ、ねぇーちゃん、おなしくせぇーや」


──ビリッ! ──


 一人の男が荒々しくそう言うと、ワイヤーのないブラジャーを引きちぎった。次いで刺繍が施されたパンツも強引にずらし()ぎ取った。


 この時の紗綾は両手を頭の上にもっていかれ動けない状態にされていた。


 涙もでないほど悲壮感いっぱいの紗綾は、(かぶり)をぶんぶん振ることしかできなかった。


(もう、なにがなんだかわからない。どうしてこんなことになったのかも。ああ、このまま何人もの汗臭いオヤジたちにまわされる……恵介と付き合ってからというもの、ろくなことがない。──でも、もしかしたら()られるだけ犯られて、殺されるかもしれへん……うっ、まじで身動きがとれへんやん…それに鼻が曲がりそうなほど臭すぎる……)


 紗綾は、目一杯の力を込めるがまったく身動きがとれなかった。


 闇の業者のボスである藤木に暴漢者を装って紗綾の着ているものすべてを持ってこいと頼まれていた目つきの悪い男は、紗綾の衣類と靴をまとめてごみ袋に入れた。もちろんこの男は、宝くじのことなどは一切聞かされていない。

 ただ、紗綾が身に付けている物をすべて奪ってくるだけで10万円がもらえると聞いていた。割の良い仕事だとしか思っていなかった。


「よし、もうええぞ。あとはお前らの好きにしてもかまへんで」

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