S級冒険者 忍者フォルカスさんの転職講座(超初心者編)その3(休日、その他について)
すみません。ある業態をディスってますけど、あくまで筆者の経験で書いておりますので、反論等ございますでしょうが勘弁してください。反論等があればどんどん言ってください。
フォルカスさんは続けて
「次は休日についてだ。ライト、休みなく働きたいか?」
「休みは欲しい。」
「休みについては、」
1.【完全週休2日制】1週間のうち土曜日、日曜日の2日及び祝日が休み。後は年に3回、4日~9日の連休が3回
2.【完全週休2日制】1週間のうち決められた曜日(例えば火曜日、水曜日)の2日及び祝日が休み。後は年に3回、4日~9日の連休が3回
3.【完全週休2日制】1週間のうちあらかじめ定められた2日の曜日が休み。祝日が休み。長期休暇はなし。
4.【週休2日制】1週間のうち日曜日は必ず休み、祝日が休み。土曜日は特定の日数が休み。後は年に3回、4日~9日の連休が3回
5.会社の勤務日カレンダーによる休み。大体年間105~110日休み
6.月に8~9日休み。休みの日はシフト制
大体こんな感じの求人が多い。
1.土日は一般の人が休みを取る日なので、友人、知人も休みを取っていることが多く、おススメ。
2.逆に決められた平日2日が定期的に休みの場合、行楽地が空いているいることが多い、おススメ。
まあ1と2は好き好きだな。
3.は長期休暇が休みじゃないので、1や2よりおススメしない。
4及び5は、1及び2より休みが少ない。これは賃金との兼ね合いですきにすればいい。ただ、一般的には1や2より却って賃金が安いところが多い。
6.はおススメしない。
1.や2はおススメだが・・・このような求人は少ない。
なんで6は特におススメしないかというと、なんだかんだ言って、仕事の先輩がまず自分が休みたい日を指定していく場合が多い。後輩はそれを見てから休日を選ばなければならない。だからベテランになるまで好きな日は休めないことが多い。
あとは、後輩でも独身と家族持ちでは、家族持ちが優先されることが多い。家族の用事があるから、とか言って自分たち家族持ちが独身より優先的に休めると思っているのが多い。
そして所定の日数休めないことが多い。特に忙しい月においては、忙しいので休日返上で働かせることが多い。
で、そういう企業ほど、休日出勤しても賃金として休日手当出さなかったり、それが当たり前と思っている経営者、社員が多い。
特に6でおススメしないのは、食品工場関連だな。食品の場合、賞味期限が短いから急にシフトの休日を出勤にされることが多い。シフトを決めても受注が間に合わず結局そのシフト休みが出勤になり代わりの休みがもらえないことも多々ある。
勤務時間も、例えば8:30~17:30(昼休み1時間)という様に求人票になっていても、受注が多いから6:00に来て明日発送分作るまで働け、残業代はなしだ、みたいの多いぞ。
食品工場については、まだ大手だと救いがある。
大手の場合は、在庫管理がしっかりしている。
また受注にルールがあり、例えば何日の何時までに受注が確定しないと何月何日に出荷できないといったルールが定められていて、たとえ大手の取引先でもそのルールに外れる場合は断る。
中小、大体従業員が50人未満の場合かな、その場合は明日までに何処にいくつ出荷しないといけなくなった。だから作れと言った場合、製造部門を早朝から全員出社させ出来るまで作らせる。そして、製造部門が出荷予定日時までに準備できなかったから製造部門が悪い、残業?お前らのミスで残業したんだろう。よく請求できるな、恥を知れ。残業支払いなんて無し。という場合が多い。
また、中小の場合は、在庫管理が管理部門で殆ど出来ていない。
大手だと、急に悪いけど何時までに何を何個作れという指示が製造部門に出される場合が多いが、中小の場合、在庫管理が出来ていない場合が多いから、管理部門の指示も、何時までに何個出荷できるようにしろ、という指示が出る。この場合、製造側でその商品が何個在庫があるかを調べ、それで、実際には何個作るかといったことをしないといけない。
中小の場合、管理等の事務部門の社員が長期努めていて、製造部門の社員の入れ替わりが激しいところは要注意だ。管理部門の事務社員は低賃金にも関わらず長く勤めているのは、在庫、出品、営業管理が大手の求めているレベルでは出来なく、中小の場合最終的に製造部門に責任を押し付けられるからではないか、とフォルカスさんは言っていた。
賃金と休日についてを中心にフォルカスさんに色々教えてもらった。
その他には、求人票で、会社の紹介に関する部分で、その会社の他社に対して有利な点、不利な点を記載している所などの業績に関しての記載があるところにしろとの事を教えてもらった。業績に関する記載がなく、「社員同士仲がいい」「雰囲気のいい会社」などの事しか書いてない会社は、その他には何も書くところがないからであって、実際は社員同士の雰囲気も悪く、業務の流れもしっかりしておらず無駄な作業が多く、だらだらと不満を抱えながら長時間労働をしている所が多いとのことだった。
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次からは、ライトとフォルカスのキョウバテまでの旅となります。