第42話 包囲網突破戦線
お久です。
ホント忙しくて、全然投稿出来てなかったのですが、頑張ります。
今回はラチェーカとペルセウスパートです。
一方、ラチェーカとペルセウスは、というと。
案の定と言っていいのか、共にしたシャファリム軍と一緒にシャフィールの軍勢に囲まれていた。
「チッ………想像以上にやべえな………」
「ええ………ここまで背水の陣になるとは、思いもしなかったですわ………」
2人は神妙な表情になる。
シャフィールの軍隊は、想像以上に高火力の魔法を、コンスタントに雑兵でも撃っていたがため、実力者の2人でも手を焼いている状況下だった。
しかし、突破しなければ基地を守ることはできない。
シャファリム軍も必死に応戦はしているものの、このままでは制圧されるのも時間の問題に思えた。
そこで、ペルセウスが魔法陣を展開した。
しかも広範囲に。
「………ラチェーカ、主攻は任せる。」
「!? ペルセウス先生!?!? 何をなさるおつもりで!?!?」
広大な魔法陣を目撃したラチェーカは、主攻を急にペルセウスに任せられて困惑の表情を隠せなかった。
「………まあ、心配すんな。俺の固有魔法の………ちょっとした応用だよ。『忠誠』、『戒言・限界まで奮い立て』!!!」
ペルセウスは言霊と共に魔法を兵士に向かって放つ。
すると、先程まで意気消沈しかけていたシャファリム軍兵士が、シャフィールをおじつけさせるには十分の気迫を発し、最大出力級の魔法を放ち、反撃していった。
「………え………!? さっきまで、恐怖の顔を浮かべていた兵士さん達が………!? ど、どういう………!!」
「………簡単な話さ、防衛本能を限界まで引き出しただけさ………制圧を食い止めるにゃ十分だろ。時間がねえ、頼むぞ、ラチェーカ。」
「………ええ!!」
ラチェーカはペルセウスの言葉に頷き、得意にしている氷魔法の魔法陣を生成した。
「『銀景色・氷柱針』!!!!」
魔法陣が時計回りに回転したと同時に、氷が鋭い針のようになり、シャフィールの雑兵達を次々と撃ち抜いていったのであった。
そしてシャフィールが基地南側に配備した司令官は、というと。
制圧しきれていない、その報を受けて女性将官が動き出した。
「………そうか、ラチェーカ………とかいう小娘に反撃を食らって苦戦中………か………」
「え、ええ………どうしますか、ミネアさん………」
「私が迎え撃とう。元はといえば………新人戦で本来は優勝候補だったはずの、だろう? 行って損はないさ。」
ラチェーカに、得体の知れぬ強敵が迫ろうとしていた中、ペルセウスは1人の兵士を捕らえ、尋問をしている最中なのであった。
次回はラチェーカvsミネアです。
時間の関係上、一話で終わらせる予定です。




