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4 スポーンサークルと別行動の合図

ボス猿の首が飛び黒い霧となって霧散してまもなく頭にちりりんとベルが鳴り響きパネルが現れた。


「ジャイアントキリング?」


思わずパネルのトップを読み上げる。


「どうしたキッド新しいスキルか?」


ゴンタがすぐさま反応した。


「あぁ、皆は?」


頷き、問いかけた。


「いや」

「ないな」

「知らないわよ。」


バラバラの返答が一切に返ってきた。


スキル説明文を読む。


特殊パッシブスキル:ボス戦限定で全ステータスが1.2倍される。


入手方法:指数赤の敵のラストキル


初のパッシブスキルだが特殊という文字に引っかかりを覚えた。


「効果はボス戦限定だけどステが1.2倍たって。普通に強くね?入手方法は指数赤のラスキルらしいわ。」


イツメンにスキル説明を行った。


普通この手のMMORPGゲームでスキル構成を教えること自体御法度なのだが正直誰でも簡単に手に入るスキルなら公表するのは惜しむ気はない。


「指数赤ってことはレベル差高いやつってことかな?」


「いや指数が赤ならレベルなんて関係ないだろ知らんけど」


「そもそもボスなんてまだ出ないから関係ないわよ。」


三者三様の会話が行われている。


なぜかハブられた気分になったことはさておき俺はスキル獲得のパネルを消しレベルや獲得アイテム等のパネルを眺める。


獲得アイテムは無し小額のゴールド、そしてレベルは一気に3上昇し7になっていた。


戦利品パネルも消してステータスを開きスキルのところを確認する。


獲得スキルポイントが一気に9手に入ってるのをみて確信する


(毎回レベルアップでスキルポイント2手に入っておそらくレベル5の倍数で5ポイントかな?後で振り分けておこう。)


一行は確認を済ませ更に森の奥地へと進む


、彼らは探す、より良い狩場を求め。


時同じくして始まりの街:ルートにて1人の男が降り立った。


「へぇこれが噂のVRMMOねぇ10年前あいつが話してたからこそ久々に大会がないゲームのプレイすることにしたがこりゃ凄え...」


男は待ち合わせの元へ向かう。


まるでKINGのように、彼らは仲間を待つ。


「流石リリアン早いな。お待たせ」


リリアンと呼ばれた男はにやけつつ振り向くまるで懐かしむような名前を呼ばれ。


「よぉドイッチ。寝不足なってねぇか?」


「眠れるわけねぇよ。あいつプレイしてるかな?」


「さぁな。10年前姿消してからその名すら聞かなくなったから別の名前使ってるかもゲームだし」


彼らは懐かしむ、過去の栄光を思い


彼らは探す。ある1人の鬼と呼ばれた者を。


「探すならトッププレイヤーにならねぇとな...イベントとか始まるならランキング付けられるだろそこでワンツーフィニッシュしようぜ!」


「元No. 1プレイヤーに任せんしゃい!」


彼らはもう1人の男を待ちながら他愛のない昔懐かしい話に華を咲かせるのであった。



......


かれこれ1時間が経過しただろうか。


ようやく俺のレベルも2桁に到達している


森を彷徨っていた俺らは森の中のちょっとした広場にでた。


「何ここ気味悪」


ノンノンが口端切った途端多数のモブがスポーンした。


名をレッサーオーク、痩せ細った二足歩行の豚型魔物である。


「数20、レベル全部15で色は黄色、弱点属性は火、弱点部位腹部」


速やかにいつもの凝視結果報告を行う。


途端にちりりんと頭に響くが今は無視だ。


俺らは戦闘態勢を取った。


それぞれの得物を握り各々がラスキル取られまいと必死に振り回す。



先手を取ったのはゴンタ、、、のペットの犬である。


狛犬のような外見のこいつは所謂高火力アタッカーの役割を担っておりゴンタが壁をすればペットが焼き払ってくれるというわけだ。


「ワンパチ!バーニングワイドブレス!」


ゴンタのスキル発動の掛け声と共に宙に浮かんだワンパチが周辺を焼き尽くさんと全てのレッサーオークを丸焼きにする。


一気に3割ほど削れたところにノンノンが短剣片手に飛び込んでいった。


「カメカメ!ハイドシェル!」


自身の相棒の亀を持ち走り抜けながらスキル発動を命令する。


すると亀はリュックサックのように変形しノンノンがそれを背負った。


背負った頃にはオークの懐に潜り込めそのまま切り掛かった。


もはや後方なんて知ったこっちゃないと言わんばかりの暴れ様である。


次に飛び込めたのは俺だ。


スキルは不要意には使えないため考えに考え抜いた戦術を使うことにしたのだ。


それは盾パリィからの切りつけを永遠と繰り返す戦術である。


既に他のモブには試してありうまくいっていたためこの方法を採用した。


だがこの戦術には1つ難点がある。


それはDPS(秒間火力)である。


なので今回は脳死行動ではなく考えつつ剣を振ることにした。


兎にも角にもまずは盾で相手を弾く、これは攻撃のみならず相手の体でも可能であったためにうまれた。


盾で押し上げる様に弾くと必ず数歩後方へとよろけるのでその間に切りつけて頃合い見てまた盾で押し上げる。


これの繰り返しである。


ラスト1、2割の体力ならスキルで吹き飛ばせば問題ないのでそこまでは相手が攻撃モーション見せるまでひたすら切り続けてダメを稼ぐことにした。


「ホリゾンタルライン!」


使い勝手のいい初期スキルで最初の一体を吹き飛ばす。


倒した頃には広場より森に入っていたため急いで広場へと帰る。


既に5匹ほど減らされた場をみて慌てて次のやつを嵌めることにした。


しかしここまで経っても動かない人が1人。


イッシーである。


何やら相棒の青い鳥にあれこれ言って準備中であった。


「ハピナス、ブレイドエンチャント、クリティカル、


ブレイドエンチャント、シャープネル


ブレイドエンチャント、バーニング


ステータスブースト、ストレングス


ステータスブースト、アジリティ」


俺が2体目を嵌め出すとちょうどその時イッシーが走りだした。


(こいつwまじで効率しか考えてねぇな。


あの青い鳥もまぁイッシーの横取り作戦との組み合わせが反則級だよなぁ...)


走りだしたイッシーは細剣を引き絞り構えた。


か細いオークをひたすらよろけさせ嵌めながら横目でイッシーを見やる


ゴンタとノンノンに追い込まれ中央に密集してる中へと突っ込んでいったイッシーの細剣が淡い光を放つ。


「クインテットスター!」


スキルの発動を受け放たれた光は一文字書きの星の頂点を刺すように走り抜けていった。


中央の上段突きから左右の中段突きへそしてその間を狙うようにさらに左右の下段突きが炸裂した。


一刺一殺となって5匹のレッサーオークを黒霧へと変え霧散させた


「うがっ!イッシーてめぇ汚え禁じ手使いやがって」


「うぅ星の残光が余計に虚しくさせるじゃない...」


と一悶着やってる中ようやく俺が到着した。


「よぉながら作業しながら見てたぜ!ナイスキルそしてゲス横取りw」


褒めて落としてやった。



「横取りいうなら猿狩った時ノンノンの方が思いっきりキルしてましたよねぇ忘れたなんて言わせんぞ」


「あははははいやぁどうだっかなぁ?」


イッシーの突っ込みにノンノンがしらばっくれる。


「おいおめぇらこの辺どうやらここみたいなちょっとした広場多いみたいだぜ!ほらよ。」


ずっと何か操作してたゴンタがパネルをこちらへ向けてきた。


それはこの周辺を表した小さなマップでありそこには水玉模様のように大小さまざまなサークルが点在していた。


ここのレッサーオーク共は入った時点でスポーンしたことを鑑みるに一定時間でスポーンされるように設定されたスポットと考えるべきだろう。


「じゃあ分かれるか?俺この1番小さいとこいくわ。」


俺はひとまず嵌めることでしかモブを楽にキルできないため真っ先に提案して1番小さいところを指さした。


「じゃあ私ここの次に小さいとこいくわ。どのみちMP切れで魔法使えないし」


「へへじゃあ俺はこの1番大きいとこもーらい」


「どこでもいいだろ...集合時間は?」


ノンノン、ゴンタと続いてマップより選択していった。


そしてイッシーの問いに適当に答える。


「フレンド交換して適時報告って事で」


適時という面倒な時の魔法の言葉を使いしばらく狩りに集中できるように問いを適当に流してやった。


「おい流すな」


腐りすぎた縁に突っ込まれたが素知らぬ顔で移動を始める。


「んじゃあまたな」


新たにスポーンしたレッサーオークの1匹だけを嵌めながら俺は小さいサークルへと向かうのだった。







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