三日目
05/21 ついにやってきた決戦(?)の日
06:30 無意識の中でも楽しみにしていたのか、とても早く目が覚めた。洗顔と髭剃りを済ませて朝食へ。今日も今日とて美味しくないパンをむしゃる。
07:30 朝飯を食ったはいいが、これからどうしようかと悩む私。もうだめさんに連絡したが、返事がない。仕方なくおふれぽの続きを書くことにする。二日目のめくるめく体験をパソコンに向かってひたすら打つべし打つべし。鉄が熱いうちに叩くのである。
09:00 そろそろうろうろしてもいい頃だろうとホテルを立つ。朝のラッシュを回避するために、早く起きても行動開始は遅く。奇妙。
10:30 そうだ、浅草へ行こう。昨日と同じ適当具合で目的地を決め、到着。単独行動は楽でいい。羽の生えたような身軽さで、浅草の商店街へ行くのであった。私の地元の商店街とは比べるまでもなく活気にあふれる場所。着物のお姉さんもちらほら。小腹がすいたので、紫芋アイスを買って一休み。美味であった。
ぶらりと立ち寄ったお店。箸屋さん? で、おじいさまへのお土産に箸を購入。アイエエ! メープル素材!のお箸で、一膳……いくらだっけ? 確か千円くらいじゃなかろうか。私のお土産購入基準は、食い物かどうか、実用性があるかないかである。
10:40 浅草と言えば浅草寺。雷門。ここ浅草に来たからには行かねばだろう。人力車の細マッチョなお兄さんに道を尋ね、お礼を言って言われた道を前進。とてつもない人だかりがあったのですぐにわかった、やはり観光地は平日に訪れるべきだと実感。雷門の写真を撮り、人込みに嫌気がさしつつまた前進。ようやく本堂にたどり着くのであった。たどり着いたら、人の多さに嫌になり即離脱。marieさんとの待ち合わせ場所である秋葉原へ。12時過ぎに到着するそうなので、少し余裕をもって動く。
11:30 どっかの駅で降りて、秋葉原までは徒歩で行く。またしても小腹がすいてきたので、今度は唐揚げを買ってほおばりつつ歩く。で、着いたはいいものの少し早すぎた。あと三十分ほど余裕がある。駅で立ぼうけも辛いのでカフェに入りコーヒーを注文。たかがコーヒー、されどコーヒー。店によって味が随分と違う。ここで少し待ち合わせに遅れるという連絡があり、コーヒー一杯で一時間ほど粘ることになってしまった。
12:30 だめさんとmarieさんが駅に到着した、と聞いて心躍らせて待っていたのだが、一向にそれらしき人物が見当たらない。どうやら待ち合わせの場所を間違えたようだ、私ってホント馬鹿。
12:40 無事(?)に合流できた。お二人の印象はまた長くなるので別に投稿する。SUSHI屋に入り、またしても奢ってもらう。そこでのんびりと、我が師匠からお話を聞くのだ。あ、味噌汁うめえ。東の味も悪くないな。
注文を書いて店員さんに渡し、師匠への尋問開始。この貴重な機会に吸い取れるだけ吸い取ってやろうと話を聞きまくる。先に二人の寿司が来たが、構わず尋問を続ける。あと大トロなんかグロイ。
話に熱中しているとお二人が食べ終わり、そこで気付く。私の分が来てないと。店員さんに聞くと見事に忘れ去られていた。ネタ的には美味しいけど(寿司のネタも美味しかったです)
言われたことは短編を1万字くらいに引き延ばすとすごい作品になるとか、書きのばす体力がほしそうだとか。自分の体験を、思った通りに書くのはすごく楽だとか。死にそうになったら言え、仕事やるから。とかいろいろと。
あとこの会計はめいさんのおごりでした。痩せてるけど太っ腹。作風からもっとエッジの効いた人かと思っていたが、案外ゆるふわねと言われる。はい、緩いです。
その後秋葉原をぶらぶら。エログッズのショップに連れ込まれ、熱いエロ談義。詳細はR-18送りになるので省きますが、やはりエロは素晴らしいとだけ。
何時くらいかね、他のメンバーも集まっているという水道橋にたどり着き、サイゼリアへ。またしても予定にないメンバーと遭遇し、とりあえず自己紹介をする。ムロキさんとyumemiさんを間違えるアホをやらかす。どちらも美少女なだけに、間違えた罪悪感も増すのであった。あとムロキさんはパンケーキにアイスが乗ったお菓子をおいしそうに食べていた。
しかしこのyumemiさん、どうにも初めて会った気がしないと、直球で聞いてみた。「以前どこかでお会いしましたっけ?」やはり会った事はなかったが、あちらも同じ事を考えていたと。これも運命の出会いか()
会ったことはないが、たぶん他人の空似だ。看護学校によく似た顔の人がいたから、その人と重ねたんだろう。ちなみに会うまでは男性と思っていた。
そしてまたぞろぞろと移動する。ちょっと大勢すぎて誰が誰か把握できずにいた。それからある大学前の広場でぐるっと円を作って自己紹介。主にツイッターでつながりのある方々。男性陣から紹介すると八雲さん、内間さん、まぢきちさん、ぬこげんさん、黒石さん、ジョシュアさん、私。女性陣はムロキさん、yumemiさん、みかんさん。幼女枠がもうだめさん。
誰もがなかなか濃い人たちで、飽きることがありませんでした。あとお近づきの印にラスクを配っておいた。味は好評。美少女の餌づけはなかなか楽しい。東京の雀は警戒心が薄いのか手からラスクを持っていく。とってもかわいい。旅の疲れが癒される。
みんなでわいわい好き放題話し合いの。ムロキさんが皆によってたかって姿勢矯正されていたのには笑った。逃げ回るので先をふさいだりしてムロキさんいじり。反応が面白いもんだから皆のいじりが止まらない。愉快痛快。
あまりにも濃密な時間を過ごしたためにメモに書ききれないことが大量にあるので、覚えていることをピックアップする。
黒石さんはキカプロコンという企画で知り合った方。超本格派SF書きで、ヒュレーの海という作品をハヤカワSFコンテストに送ったそうだ。私も少女牧場をハヤカワに送ったので、いわばライバル。ここで仕留めておけばライバルが一人減る! と邪な考えはしまっておいて、親しみを込めてクロちゃんと呼ぼう。あ、でも私crowだし、家の猫もクロちゃんだし被るな。やめとこ。
内間さんからは、声優・俳優として演技の心構え的なことと、仕事の内側の事情を語ってもらった。他人に話すのはもったいないので私だけで独占するのである(話せるほどまとめられないだけ)
18:00 内間さん、みかんさん、ぬこさんOUT。零夜さん(げっ歯類系美少女)IN。予約していたしゃぶしゃぶの店へと向かう。酔っぱらってホテルまで帰れるか不安だなあ、と思いつつ人込みを進む。必死の客引きも片っ端から断り、見えてきたのはゴジラ。さらに進む。客引きがとってもうざいです。
18:55 予約してくれていたしゃぶしゃぶ店に入店。総勢十一人。席に着くと、皆さん飲む前からテンションがやたら高い。さてここからは再び食レポ……しゃぶしゃぶの店だというのになぜかツマミが先に到着。まず酒を頼んで……アルコールが飲めない人はジュースを頼んで、皆で乾杯。ここで集まっている男は全員メガネ(一人コンタクトレンズ)というのを今更知る。物書きは長時間モニターを見続けるから仕方ないね。
日本酒一合とおちょこ一杯。カクテル一杯。焼酎一杯を飲んだらもうふらふら。気を抜いたらふらーと倒れるほどである。皆楽しく食って飲んで、まぢきちさんから創作についての色々を聞き出して、気付けばラストオーダー。もっとのんびり話したかった。
駅で二次会勢と、離脱勢に別れ、私はジョシュアさんと、yumemiさんと一緒に離脱組。電車に揺られながら悪癖発動。私は酒が入ると口の枷が外れる。目の前にはなかなか目にすることのない美少女が居るのだから、私の欲望が大暴走。yumemiさんが電車を降りるまでの間、ひたすら褒めちぎり口説こうとするのであった。yumemiさん、大変失礼をいたしました。本心ですのでお許しください。
ジョシュアさんに肩を貸してもらい、なんとかホテルへ戻ることができた。近くのホテルでバイトをしているということなので、縁があれば泊まってみよう。少し値は張るそうだが。
で、ホテルに戻る。風呂に入ってお布団へダイブ。なんて雑なレポートでしょう……記憶がないから仕方ないね。うん。