ENCOUNTER
ここはどこだ…なぜ俺はまだ生きている…たしかあの事件で俺は…佐上アキラは…死んだはずだ…
しかし今生きている…どうしてなんだ…死んだ人間が生き返るとでもいうのか?
いやそんなことはない!
ならなぜ死んだ俺は生きている?
第一章生 ENCOUNTER
…俺、“佐上 アキラ”16歳は俺の知らぬ間に異世界に召喚され、王立ローゼンフロンティア女学院に特別編入が許された…
ことの発端は、“天鷺 姫華”
王立ローゼンフロンティア女学院の1年生にて聖鬼会副会長のいい子お嬢様のせいだ。
ちなみに聖鬼会は1,2,3年などの学年をとわず実戦での実力が最も高い生徒12名で結成されている組だ
なぜそのエリートお嬢様が俺を召喚したかって?それは5時間前にさかのぼる…
俺は本当の俺の住んでいた世界でいつもと同じように幼馴染みの“天河ホタル“と学校へ登校していた。
しかし2つだけ違うことがあった。朝から妙に視界がぼやけていることとほたるが妙に優しくなっていたことだ。
俺は目も悪いということもなくむしろいいほうだった。だが今朝目が覚めると視界がぼやけ妙に目がチカチカしたのだ。
俺は疲れが溜まっているのだろうと思い普段どうり学校にいくことにしたのだか後々あんなことになるとはこのときの俺は俺の思いもしなかった。
普段通り最後の授業が終わるとこれといってやることもない俺は帰宅する。
何をしても目のぼやけがとれなかったため授業には、すこし支障は出たがノートをとることができないレベルではなかった。
帰宅中俺は一人の女の子とであった。そいつが“天鷺 姫華”。
とても同じ人間とは思えないほどの美貌だったため俺はつい見とれてしまい次起こる事態に対処できなかった。俺が天鷺に見とれてしまっているときに突然大型トラックがスリップして転倒した。運が悪いことに俺はそれに巻き込まれていたのだ。俺は転倒をしたトラックの下敷きになっていたそうだ。つまり下敷きになった時点で即死は決まっていた…
俺が覚えているのはここまでだ…
…to be continued