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第5話 殺し屋のお姉ちゃん

ご飯は当然ながら、ハムエッグと味噌汁付き。典型的な朝食、刹那もこんな感じの朝食を作ろうと思ったので少しだけ落胆したが、それは間違いなのを知ることになる。


「・・・・・あのさ」


「ん、何?もしかしておいしくなかった?」


「いや、逆。すっごくうまい」


そう、自分が作るのと明らかに味が違う。そこら辺で安売りしている卵とハムのはずなのに、まるで高級食品でも使っているんじゃないかと思えるくらい味が違った。

ハムは焼きすぎず、でも焼かなすぎずでいい具合だし、卵のほうもとろりと半熟に仕上がっており、ハムとの相性がバッチリだ。

味噌汁のほうも、だしがうまい具合に出ている。短時間でこんなうまいだしがとれるものなのか?疑問が浮かんでくるものの、とりあえずうまいので良しとする。


「玲菜は料理うまいんだな」


「ありがと」


笑みを浮かべて玲菜は言った。本当に殺し屋なのか?と疑わせるくらい、年相応の無邪気な笑顔だった。

食事のときは静かに食べるのが当たり前なのだが、今日はちょっと違った。玲菜という一緒に食べる人がいたから会話もできた。内容はあんまりたいしたことはないのだが、それでも会話は途切れることなく続いていった。

話した内容は今日の天気、玲菜の部屋の家具のこと、刹那のこと、刹那の父親のこと・・・・・などなど。とにかく、食事中会話が途切れることがなかった。


「ごちそうさま」


「お粗末様でした。食器は運んでくれる?あとでまとめて洗っちゃうから」


刹那は食べ終わったのだが、さすがに玲菜とでは食べる速さが違った。玲菜はまだ茶碗の中に半分くらいご飯が残っていた。


「あぁ、食器は俺がやるよ。作ってもらったからこれくらいはしないとな」


「そう?じゃあお願いね」


玲菜がにこっと微笑む。うん、普通に可愛い・・・・・って、こんなこと思っちゃ駄目だろ!!

とりあえず、気を紛らわせるためお茶を入れることにする。食後の腹を落ち着かせるためでもある。お茶の葉は確か棚の上のほうにあったはずだ。・・・・・お、あったあった。

適当に葉を急須に入れ、ポットのお湯を注ぐ。こぽこぽ、とお湯が入ったと同時にお茶特有の良い香りが鼻をくすぐる。うん、やっぱりお茶は玄米に限るな。

お茶はしばらく蒸らせば香りも味もよくなる、とテレビでやっていたのを思い出し、刹那はテーブルの上に急須を置くと玲菜の湯飲みを探す。自分の分はあっても、玲菜の分がなければ話にならない。


「ん〜・・・・・・」


とは言ったものの・・・・・、いつも自分の湯飲みしか使っていなかったから他の湯飲みがどこにあるのかわからない。奥のほうを探してみるが、皿とコップしか出てこない。

―――そうだ、親父のを使わせればいいじゃないか。親父の湯飲みは確か・・・・・あったあった。これだこれ、いまどきこんなふざけたキャラクターのついた湯飲みを使うのは親父くらいなもんだ。女の子が使うには少し抵抗がありそうな代物だが、まぁそこら辺は我慢してもらおう。

何はともあれ、玲菜の湯飲みは見つかった。蒸らしていたお茶も、そろそろいい頃だろう。刹那は2人分の湯飲みにお茶を注ぐと、すっと玲菜にあのキャラクターのほうの湯飲みを差し出した。


「・・・・・何この湯飲み・・・・・」


「親父の趣味だ。こんな戦隊物のキャラがすごく好きなんだよ、うちの親父」


「それで、この悪趣味な湯飲みで私にお茶を飲めと?」


「やっぱり嫌か?」


「嫌だよ!!何この○○戦隊△△△△レンジャーっての!!しかも何でこれピンクが真ん中なの?!普通レッドが真ん中でしょ!?しかも他のブルーとかグリーンとか土下座してるし!!」


「あ〜・・・・・昔流行ったんだよなぁ・・・・・。ピンクが主人公で、武器がろうそくとムチってのが斬新で面白いって親父が言ってたっけ?」


「周りはみんな奴隷!?しかもよく見てみればレッドがピンクに踏まれてる?!」


「思い出した思い出した。確かSM戦隊・・・・・・」


「それ以上言うなぁああああああああああ!!!!」


息を切らしながら抗議する玲菜。正直、玲菜がこんなにノってくれるとは思わなかった。


「じゃあどうするんだ?他に湯飲みないぞ?」


「そっちのがあるじゃない」


玲菜が指差したものは、刹那の湯飲み。父親の湯飲みとは違い、黒い色をしており、白い文字で『精神統一』の文字が掘ってある。昔刹那が小学校の焼物体験学習で作ったものだ。意外とうまくできたので、今現在も使っている。


「これ俺の湯飲みなんだけど、っておい!!言ってるはたから飲んでんじゃない!!」


「ん〜・・・・・ちょっとお湯が冷めてるね。沸騰したヤツのほうがおいしいんだけどね」


「しかも酷評?!俺の言うことも無視?!」


刹那の言っている言葉も耳に入っていないかのようにズズー、とお茶をすすっている玲菜。それを見てもうどうでもよくなったのか、刹那は父親の悪趣味湯飲みを渋々使ってお茶を口に運んだ。

ズズーっとお茶をすすってみる。・・・・・蒸らしすぎたのか、玲菜の言ったとおりぬるい。もう少し熱かったらおいしかっただろうに。

でもまぁいいかと思い、刹那は椅子に腰をかけお茶をすすることにする。少しぬるくはなっているが、飲めないほどではないから大丈夫だ。




どぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおん!!!!!!!




残ったお茶を飲もうとしたその瞬間、居間のガラスが不意に歪み、凄まじい轟音と共に居間が爆発した。窓等の破壊はもちろん、テーブルはひっくり返って上に置いてあったものが散らかり、画面が割れたテレビからは電気がバチバチと放電し、辺りは大変なことになっていた。

ジャリ、と割れたガラスを踏みしめる音が辺りに響く。―――人だ。さっきの爆発は、おそらくこいつがやったのだろう。足音は一定に聞こえてきて、舞い上がった埃のせいで見えなかった人型のシルエットがはっきりとする。

そこにいた人物は、玲菜に負けず劣らずの美女だった。すらっとした身長に、整った顔、絹のような美しい黒髪、それに完璧なボディーライン。服装は、純白の剣道着だった。手には服装を裏切らない黒光りした日本刀。刀身には『天上天下』の4文字が彫られている。

それを見た刹那は、腹の底からこう叫ばずにはいられなかった。


「21万7千4百円の液晶テレビがぁぁぁああああああああああ!!!!」


「そっち?!」


「小遣いを一生懸命やりくりして手に入れた最新型がぁあああああああああ!!!!」


「どうやりくりすれば21万のテレビを高校生のお小遣いで購入できる?!」


こんな状況でこんなふざけたことが言える刹那も、ツッコミを入れる玲菜も無用心というか、危機感がまるでわかっていないというか・・・・・。

とにかく、相手は訪問客ではないことだけは確かだ。玄関があるのに、今を爆破して家に入ってくるヤツなどいるものか。そんなヤツはまともじゃない、狂っている!!つまり、必然的にこの美女は狂っているということになる!!

それに加えて手にしている日本刀。今は戦のときでも侍の時代でもない。こんなもの片手に持って町中を歩くものならば、すぐに警官に捕まる。そんなものを、なぜ抜き身のままでこの美女が持っているのか?

簡単だ。何かを、いや、誰かを殺すためだ!!この家には現在刹那と玲菜しかいない。狙いは必然的に2人のどちらかに絞られる!!

最新型の液晶テレビの心配をしていた刹那も、今更ながら危機感を感じていた。敵となる美女は目の前、逃げることは不可能だ。逃げようものならば、一気に距離を詰められて叩っ斬られる!!

どうする・・・・・どうする!!!

刹那が思考を巡らせているのを差し置いて、玲菜は口をぽかんと開けて叫んでいた。


「お、お姉ちゃん!?何でここにいるの?!」


「あぁあああ!!!あたしの玲菜ちゃん!!!可愛い可愛い玲菜ちゃん!!!」


「ちょ・・・・・うぷ・・・・・苦し・・・・・」


美女は玲菜の頭を抱えるように抱きしめた。大きな胸に玲菜の顔が埋まっている・・・・・窒息するんじゃないか?と思うくらい、美女が玲菜を抱きしめている時間は長かった。

やがて耐えられなくなったのか、ぶはぁっと美女の胸から抜け出した玲菜は、自分を抱きしめている美女に言った。


「お姉ちゃん、何でここにいるの?」


「決まってるでしょ?あたしの大事な大事な玲菜ちゃんが、超極悪人の家に囚われたって言うからお姉ちゃんが助けに来たの!!」


「囚われたって・・・・・私は自分の意思で居候するって言ったんだよ?」


「あぁああ!!大変!!玲菜ちゃんが!!あたしの愛しい愛しい玲菜ちゃんがあの極悪人に洗脳されてしまったわ!!!待っててね玲菜ちゃん!!今からあのクズぶっ殺してすぐに洗脳を解いてあげるからね!!」


「え?あ、ちょっと!!」


美女は玲菜を自分の腕から解放すると、迷うことなく刹那に突進した。風のような速さに刹那は驚き、迷わず横へとダイブする。


「て〜い♪」


可愛らしい美女の声とは裏腹に、振り下ろされた日本刀はもはや斬る領域を越え、破壊の領域にまで達していた。どうなったのか具体的に言おう。刹那のいた場所は日本刀の凄まじい剣圧で吹き飛ばされていた。そこにあった椅子もテーブルも剣圧に耐え切れず粉々になり、床もまるでクレーン車の鉄球を落とされたかのように抉れていた。

こ、こんな攻撃・・・・・当たったら怪我どころの問題じゃない!!文字通り跡すら残らない!!

ゾッとしながらも、刹那は次の攻撃をかわそうと体制をとっていた。逃げるなんてことはできない。こんな素早さを持つヤツから逃げ切れるものか!!かといって倒すことだってできない。戦っても2秒であの世行きだ!!とすれば、ひたすらかわし続けるしかない!!いつまで回避できるかわからないが、やらないよりは数百倍マシッ!!!


「あらぁ、よけられちゃったぁ♪じゃあ次はもっと速いのをお見舞いしちゃおうっと♪」


可愛いくさらっととんでもないこと言ってのけたぞこいつ!!冗談じゃない!!これ以上速くなられたらもう回避できない!!

何かを盾にするか?無理だ!!盾ごとぶった切られるに決まってる!!

じゃあ隠れるのは?それも無理だ!!隠れる最中に切られて終わりだ!!

くっそッ!!何やろうとしても全然駄目じゃないか!!大人しく殺されて終わり?!冗談じゃない!!俺はまだ死にたくないよ!!

ってか警察の皆様方は何やってんだよ!!こんな音したらすぐ駆けつけるもんだろが!!あ〜もう!!だから日本の警察は!!

いや、もうこの際警察じゃなくていい!!ドラ○もんでもパ○マンでもいいから助けてくれ!!

もう目の前の恐怖に半分現実逃避していた刹那の前に、レナが立ちふさがった。


「お姉ちゃん止めて!!」


「玲菜ちゃん?!そこをどかないと可愛い玲菜ちゃんの体にそのゲス野郎の血がかかっちゃうよ?!」


・・・・・どいてもどかなくても、刹那を殺すことが前提らしい。


「止めないなら私怒るよ!!」


「うん、止める♪」


おいッ!!決断早いな!!

美女は日本刀を鞘にしまうと目の前の玲菜に飛びついた。・・・・・失礼、抱きついた、だった。


「あぁあんもぉおお♪玲菜ちゃんは怒ったりしたら駄目なのぉ〜〜♪」


「お、怒らないから・・・・・ちょ!!ひゃ!!ど、どこ触ってんの!!」


「いいじゃないのぉ〜、姉妹なんだしぃ〜〜♪」


「よくない!!!とにかく離れて!!」


「ぶぅ〜。わかったわよぉ〜・・・・・」


しぶしぶ玲菜から離れる美女。名残惜しそうにちらっと愛しい妹を見るが、玲菜にきっ!!と睨まれてしまったので、少し落ち込んでいた。


「さて、これからどうするか考えなくちゃ!!」


「え?それよりもまずこの人・・・・・・」


「お姉ちゃんのことは後!!」


「れ!!玲菜ちゃんひどい!!お姉ちゃんのことは後回しだなんて!!」


「あぁあああ、もう!!お姉ちゃんはしばらく喋らないで!!今度喋ったらもう口きかないからね!!」


「・・・・・・・」


「すげぇ!!黙った!!」


「とりあえず!!あんな大きな爆発があったんだったら近所の人が来るかもしれない!!何か言い訳を考えなく・・・・・」


そのとき、ピンポーン♪という可愛らしいチャイムの音が居間に鳴り渡った。その可愛らしいチャイムも、今の玲菜にとってはイライラを悪化させる原因としかならない!!例えるものならばそう、火事が起こっているときに油の雨が降ってくるようなもの!!

やはりというか、当然というか、玲菜は顔をピシッと引きつらせた。あぁ、やっぱりチャイムか。チャイムのせいか。


「ど、どうする?誰が出る?」


「家の人が出るしかないでしょ?!刹那が出て!!」


ややヒステリック気味な玲菜の声に、少し背筋にゾクッとくるものを感じながら、刹那は玄関に向かった。

玄関先には予想していた近所の人ではなく、ビシッと制服を着込んだお巡りさんの姿があった。

パッと見、20代前半。顔つきは・・・・・悪いのだが警察向きではないと断言できるくらい、どこか抜けているような顔だ。おそらく恋人もいないだろう。いや、もしかして仕事が恋人か?あぁなんて悲しい男なんだろう。同僚から彼女いるの?とか聞かれれば、仕事が彼女ですよ、とか言いそうだ。それでそのまま一生独身への道まっしぐら・・・・・


「ちょっとあなた!!今ものすごく失礼なこと考えてたでしょ!!」


・・・・・・人の心を読むとは、こいつなかなかできるな。


「あんた考えてることが全部顔に出てるよ!!」


よく言われるんだよな、今度から気をつけようかな。

そんなことを思いながら、刹那はおまわりさんの近くに歩み寄った。


「それで、何の用ですか?」


「はい、ご近所から通報がありまして。凄まじい爆音がこの家からした、というのでお伺いしたのですが・・・・・・説明してもらえますか?」


「え、と・・・・・」


まずい、非常にまずい。なんて言えばいいかわからない。いっそ本当のことを言おうか?

馬鹿!!女がやってきてぶっ壊した、なんてこと言っても信じるわけないだろ!!!!正気の沙汰を疑われるに決まってる!!!

考えろ、考えるんだ!!この間抜け面の警官を騙せるようなうまい言い訳を!!!えぇと、うまい言い訳うまい言い訳・・・・・。


「えっと、ちょっと爆弾が誤爆してしまいまして・・・・・」


「はい、ちょっとそこの交番まで行こうね♪」


「だぁぁああ!!嘘!!今の嘘!!」


「えぇ〜?ちゃんと本当のこと言ってくださいよ」


手を引っ張られ、玄関を出る寸前のところでやっと警官は止まってくれた。

あ、危なかった。変なことは言うもんじゃないな。次は真面目に、真面目に・・・・・。


「す、すみません。本当はアメリカに空襲を受けまして・・・・・」


「はい、ちょっとそこの病院まで行こうね♪」


「う、嘘です嘘です!!違います!!今のは冗談で!!」


「ったくぅ・・・・、今度本当のこと言わなかったら署まで来てもらうからね」


馬鹿かッ!!真面目に考えて何でこんな答えが出てくるんだよ!!

くそ・・・・・、難しく考えるな。それなら納得だなって言われるような言い訳を考えるんだ。できるさ、そんなに難しくない。いけるだろ。

んっと・・・・・、そ、そうだ!!


「本当は・・・・・その・・・・・、か、勝手に壊れまして・・・・・」


「すごい家だね。姉○もびっくりな作りだよ。ってか嘘でしょ?」


「う、嘘じゃないですよ・・・・・」


警官は刹那のきょろきょろ動きまくっている目を見て、ニヤリと笑った。あぁ、まずい。この笑いはまずい。刹那の直感はそう告げていた。


「ちゃんと目を見てお話ししません?何で目をそらすんですか?」


「いや〜、何ででしょうねぇ・・・・・。あはははは」


新米でも、やっぱりプロはプロだ。こういう迫り方が全然違う。威圧感がシロウトとは話にならない。

この威圧感はそう、蛙を今まさに捕食しようとじりじり迫ってくる蛇のような感じだ。次第に圧迫した空気が強くなっていって、最後にはその空気が一変して自分を取り巻く長い長い体に変わる!!

そう、刹那は今まさに蛙。警官という蛇に睨まれた弱弱しい蛙。


「ねぇ、本当のこと言いません?嘘に逃げるのってよくないと思うなぁ?」


「う、嘘じゃないですよ?」


蛇に目をつけられて動けなくなった蛙の末路はただ1つ。そう、喰われるのみ!!


{誰か助けてくれぇえ〜〜〜〜!!!!}


っというわけで、里奈さん登場です。

玲菜の姉ということで、もちろん殺し屋です。実力は玲菜よりも上ですね。

さて、これからどうなっていくのでしょうか。

殺し屋、よろしくお願いします!

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