あとがき
長かったと言えば嘘になりますし、短かったと言ってもやはり嘘になるでしょうか。
2年です。生まれて初めて長編の物語を完結させることができました。
もちろん、物語を書く上ではそれが当たり前で、作った当時もそれを考えなかったわけではなかったのですが、実際に終わらせてみると何と言いますか・・・結構達成感があります。終わったぁあああああっていう感じです。
一区切りついた、ということで、喜びと同時にほっとした気持ちでいます。あと、しみじみとした気持ち。長かったなぁ、と。
ここまで来られたのは・・・やはり読者の方々の感想と評価、そしてアクセスのおかげです。
ここまで1つも感想もなく、1つの評価もなく、大したアクセスもなければ、私はここまで書くことができず、おそらく『殺し屋』も途中で投げ出していたと思います。それだけ大きいものだったのです。読者の声というものは。
初めて感想をもらったときは・・・嬉しかったですね。もう本当に心からの喜びでした。
それからコメントをもらうたびに、「よし、がんばるか!」という気持ちと、創作意欲がどんどん湧き出してきました。全てはひとえに皆様のおかげ。本当にありがとうございました。
殺し屋が終わりましたので、今度は図書館のほうを終わらせたいと思います。もともとあっちのほうを主にやっていたわけですので、そろそろ続きを書こうと筆を執っています。
それと同時進行、という形になりますが、新しい小説も書いております。ちょっとハラハラして、最後はあぁよかった、で終わる恋愛物、という感じのです。殺し屋での経験を生かして、じっくり誤字などを修正しながら気長にやっていくつもりです。
・・・UPするかどうかはまだわかりませんが。
『殺し屋はターゲットに恋をする』
もしかしたら、何度も読み返しに来てくれる方もいるかもしれません。
でも、それもだんだん飽きてくる。新しい話が出ないのですから当然です。
飽きがきて、そして離れて・・・最後にはこの作品のことを忘れてしまうでしょう。
・・・それでいいと思います。時間が流れるのと同じで、終わってしまった作品をいつまで読んでいる人は滅多にいません。
どんどん新しい小説が出てきており、そしてそれらはこの作品などよりもずっと素晴らしいものであります。
私も負けないように頑張って書き続けます。駄作であるかもしれないけど、読んでくれる人だってあまりいないかもしれないけど、それでも頑張って書き続けます。
最後になります。色々あったけど、やっぱり私はこの作品を書けてよかったです!!
へこんだことやつらかったこともあって大変でしたけど、
何だかんだでとても楽しい時間を過ごさせてもらいました!!
今まで『殺し屋はターゲットに恋をする』を見ていただき、本当にありがとうございました!!
これからもよろしくお願いします!!
2009年 11月10日 セツナ




