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おれたち演劇部!!

今日こそは演劇部!!

作者:

どうもいきなりですが演劇部です。

これはもうお決まりにしようかなとか考えてる今日この頃。

言い忘れてたけどまだ授業中なんだよね、まぁノート軽くとればいいと思うし暇だからなぜ俺がこの学校の演劇部に入ろうと思ったのか言っておこうかな。

まずこの学校に入ろうと思ったのは単に家が近かったからという単純な理由。

まぁ今は俺が結構明るいキャラみたいになってるけど中学校の時は暗かったんだよね。

そんで高校からはもっと明るく生きたいなぁと思ってさ。

なんか入学式の校門の前でこれ見よがしに「いや~いい天気だな!」とか言ってみたりして。

自己紹介で明るくふるまおうとしすぎてちょっと滑ったりね。

俺その時ハマってるものに感化されやすくってサッカーのアニメにハマって中学校の時サッカーやったり

そんでまぁ高校に入ってまだ明るい自分演じきれてないとか思ったり、ドラマとか映画にハマって演技ってすげーなぁとか思ったのが重なってさらにさらには去年どの高校行こうか迷ってるときに聞いたんだがなんと演劇がそこそこ良いらしいと聞いて入ったわけよ、分かった?

おっとそんなこと考えていたらもうHRすらも終わってたよ。

なので荷物をまとめて席を立ったとたんに後ろから背中をたたかれて何だと思ったら

「おいさっさと行くぞ人面魚」

「では演劇部に行くとしましょうか」

鬼頭と颯太だった。(たたいたのは鬼頭)

「よーしそうすっか、つっても元からそのつもりだけどな」

俺たちは演劇部へ歩き出した。

ここは三階で演劇部の部室は少し離れた所にある部室棟の一階なので少々離れている。

歩いている間も暇なので、ちょっと世間話でも、と思いみんなに話しかけた。

「なぁなぁ最近なんか面白い事ってある?」

「いやー最近僕は授業がなかなか興味深くて面白いと思うんですけどどうですか?」

まぁ無難かもしれんがなんかこのまま話し続けてると俺まで真面目にされてしまいそうだし俺的にはつまらなかったので、

「それで面白いと思うやつ颯太みたいな真面目な奴だけだと思うよ?だから却下」

「うーんそうかなぁ」

悩む必要もねーよ。

「鬼頭はなんかある?」

「お前の顔がこの世で一番面白いよ」

いやいやまぁ面白いと言われただけだ腹を立てるのはよそう。

「いやいや面白いだなんてありがとう」

これが大人の余裕ってやつだみたか!

「面白いって言っても気持ち悪いってことだよ」

「ああん?喧嘩売ってんのか?」

「そんなにすぐ切れて君は未開の野蛮人か?少しは理性を身につけたらどうだね?」

「てめぇこそ口でしかいえねぇからそんなこと言ってんだろ?」

「ああん?」

「ああん?」

そろそろ本気でムカついてきたぜこいつとは決着をつけないといけないって常々思って……

「君たちはほんとに仲がいいね、うらやましいよ」

「んなわけあるか!」

「このバカと仲がいいわけないだろう」

「ははは、仲良いじゃないか」

「ふん!」

「ちっ!」

まぁ確かに少しは余裕を見せないとこいつになめられてしまうからな少し怒りすぎてしまったようだ。

「すまなかったな少々怒りすぎたようだな」

俺は手を差し出した。

「気持ちのわりぃ人面魚だぜ」

こいつ下手に出てやれば調子に乗りやがって。

「ああん?」

「はっ!」

しかも鼻で笑いやがったよこいつ。

バチバチと鬼頭との間で火花を散らせていると。

「ははは、仲がいいのもいいけどもう部室に着いたよ」

「仕方ないな今回だけは許してやるよ鬼頭」

「その今回だけという言葉何回言ってんだそれは俺の言葉だ俵」

何回やってるかもわからないやり取りだが何回やってもムカつくやつだな

「ははは」

ガチャッと扉を開けた。


まだ二作目ですが頑張ります

感想どしどし言ってください待ってます

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