表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

プロローグ

俺はいつだって適当に生きてきた。その場しのぎにその日暮らし。一端のヒモをやっていた時期もある。まあおおかた、捨てられるまでがセットだが。


だってしょうがねぇじゃん。仕事をしても必ず成果が出るとは限らねぇ。そんな世の中じゃ誰もまともになろうなんざ思わねえだろうよ。


まあ、無職な俺が「ちくしょー!!!」って天を仰いだところで神も相手にゃしてくれねぇだろうがな。


今日だって養ってくれてた女に家を追い出されたばかりだ。


「俺のこと一生養うんじゃねぇのかよ………」



──────────────────時を遡ること数刻前。


『アンタさ、いい加減にまともになりなよ。いつも惚けた顔してこっちの生活踏みにじらないでよ』

『あ?何言ってんだよ。『養うからそばにいて』って言ったのはおめえだろ。これまで望むがまま、お前のそばに居たのに今更なんだよ。』

『…自分に都合のいい言葉だけ覚えてるのね。私が言ったのは、『仕事が見つかるまで』養うからそばにいてって言ったのよ!なのにアンタは見つけに行こうともしない!ずっと家にいて私のお金でタダ飯食って家事をする訳でもない!見返りなんて、愛があれば求めないのよ!なのにアンタはっ、アンタはぁぁぁ…』

『ちっ、めんどくせぇな。出てけばいいんだろ出てけば。』


まぁこんな痴話喧嘩の末に無一文ホームレスと化した俺は訳だ。別にあんな女に捨てられたぐらいでは焦りもしない。次の女を見つければいいだけだ。


だとしてもかなりまずいな、明日の飯にも困っちまう状況だ。このままだと確実に飢え死ぬ。


ん、あれは…



「純喫茶『惚け』…?変な名前だ、な、は」


『住み込みバイト募集中』だと?!住み込みでしかも、賄い付き…制服完備…衣食住が揃っちまうじゃねぇか!






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ