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1stホイッスル 私について【前半戦】

 読者の皆様、はじめまして。樹所 南子【きどころ みなみこ】と申します。

この度、わたしの処女作「戦場のブラックメア」にご興味をもっていただき、

ありがとうございます。


 この物語は、一人の高校生が周囲から自身の無自覚だった才能に気づかされ、

その才能と出会い、向き合っていくことがメインのテーマとなっています。


 さて、皆さんはご自身にどのような才能があると思いますか?

私は「自分を甘やかす才能」を人一倍備えていると自負しております

(自慢できたものではないと思いますが)。


 ただ一つ言えることは、

才能とは、静かで恥ずかしがり屋の意気地なしということです。

どういうことかはこれからの投稿をお読みいただき、

ゆっくりと確かめていただければと思います。

決して他人事ではなく、自分に当てはめてみてください。


 「才能とは何か」・「才能をどう生かすか」・「そもそも才能とは何か」、

一緒に考えてみませんか?

 家を出て、学校へ行き、放課後は部活。そして、帰宅。

寝て起きたら、また新しいような、そうでもない日常を繰り返す。

そんなサイクルが当たり前になった高校二年生の春―。

 最寄駅の改札前で気心知れた顔を見つける。

一縷(いちる):「来たなマイポニー、海にゃん!あつくね?今日」

(うみ) :「三十一度」

一縷(いちる):「言うなー。もっと暑くなるべやー。」

(うみ) :「ポニーか、猫かどっちかにしようよ。」

一縷(いちる):「んー、じゃあポニー選択。今日とてポニーテールかわよ♡」

 7:10に集合し、登校することかれこれ一年が過ぎただろう。

一緒の登下校がとるに足らないこととなったが、

会話は今もなお減らず口な関係である。


このショートヘアは藤堂 一縷(とうどう いちる)。クラスメイトであり、部活仲間だ。

一縷のことは小学生の頃から互いの存在を認知していた。

というのも、競技的に北海道では女子サッカーの人口は極小で、

選手であれば他チームであっても簡単にその人を覚えてしまう。

練習試合や市のリーグなどで頻繁に鉢合わせるからだ。

特にキャプテンとか副キャプテンをしていれば、

競技前の代表者会議で嫌でも面会する。


しかし、実際に一縷とこうも話すようになったのは、

いま私たちが所属している佐渡入(さどいり)学園高等学校へ進学し、

クラスと部活が一緒になってからだ。

高校生活の初手ともなると、

友人関係やクラスに馴染むことに少なからず注力するだろうが、

こいつがいるせいで、いい意味で脱力マインドで入学できた。

さらにクラスは特進コースのため、自動的に三年間メンバーも担任も不変だ。

そりゃ仲良くならんわけがない。


 改札を出て右に曲がり、エスカレーターに乗る。

踊り場に出たら、

そこからは階段で日の光に向かって重たいリュックを背負って上るだけだ。

上り終えて左に曲がり、その道を直進すると、学園にたどり着く。


 佐渡入学園高等学校は、明治後期に設立された歴史ある学園だ。

当初は女学園として設立されたが、終戦後に共学となったらしい。

そのため、いかにも女学生がたしなみそうな文化部が充実している。

「茶道部」や「花道部」、特に入学当初疑問を抱いたのは「赤十字部」である。

特進の一部女子は看護系の進路を希望しており、入部する人が多い。

主な活動は、募金活動と聞いたが、それにしたって独特だ。


まあ、こんなことを言っておいて何だが、

「女子サッカー部」も珍しい部類には入るだろう。

うちの部は全道三位となるくらいには、実力のある部活だ。

部員数はマネージャー含め三十名ほど在籍している。

それに顧問と副顧問、外部コーチとトレーナーがおり、

高校所有のグラウンド完備している。申し分ない部活といえるだろう。

ただ北海道エリアにおいては、二強と呼ばれている別の高校があり、

全国大会への道のりはほとんど途絶えている状況だ。

その二強へ進学する選択肢もあったが、

片方は札幌市の南区の端っこにあり、登下校に時間を要する。

もう片方は室蘭市にあるため、寮生活を強いられることとなる。

しかも、学生寮に至っては、先輩と同室で生活しなければならないという。

そのような苦行からは、思いっきり回避することを選択した。

自宅から離れすぎているのも、他人と一緒に暮らすのも、ご免だ。


そう考えると、中学三年生の夏口に佐渡入の女サカ顧問が中学校に来て、

特待生として声をかけてくれたことには、かなり感謝している。

進学のことを考えるならば、サッカー漬けの日々ではいられない。

勉強と部活を両方こなしていくことは、普遍的な学生の課題なのだ。


 一縷と他愛のない会話をし、校舎へ入っていく。

クラスのメンツも担任も不変だが、本日より高校二年生がゆるっとスタートする。

読者の皆様、お疲れ様です。樹所です。


 この度は、お読みいただきありがとうございます。

今回、どこまで投稿するか迷いましたが、一旦ここまでといたしました

(部活動の描写さえない冒頭部分ですが…)。


 引き続き、投稿してまいりますのでご指導ご鞭撻、評価のほど、

何卒よろしくお願い申し上げます。

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