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1分で読めるタイムパラドックス

作者: イトー

 豪快で強気な性格と商才で富を築いた資産家。

 彼のもとにボサボサ頭によれよれの白衣姿をした、自称発明家の男が頼みに来た。


「なに? タイムマシンがあと少しで完成しそうだから資金援助してくれ? 完成すれば莫大な利益を生むだろうから何倍にもして返す、だと?


 タイムマシンなんて、何を夢みたいなことを言ってるんだ!? そもそもお前、2日前にうちの屋敷の前に妙な改造車で乗り付けて「どうだ、言われた通りにしてやったぞ!」とかわけの分からないことをわめき散らしたあと、消えるように猛スピードで逃げ去った奴だよな?


 なに、そんな覚えはないだと? ふんっ、お前みたいな頭のおかしい奴に援助などできるものか。とっとと帰れ──よせ、すがりつくな! お願いしますじゃない、絶対金など出すものか! くそっ! まったく、金になる話だと言うからわざわざ聞いてやったのに、俺に無駄な時間を取らせやがって!


 このふざけたエセ発明家め、一昨日きやがれ!」

 昔ラジオで伊集院光さんが話していた、

「来てやったぞ! とお店に入り、その2日後にまた店に行って店主を怒らせて「一昨日きやがれ!」と言われれば、一昨日の言動と繋がる」みたいなネタを思い出し、それをモチーフに時間移動ものを書いてみました。

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