ステータス
すいません、遅くなりました。
「そういえば、攻撃力だとかってのは無いんだな。」
「まぁ、≪この世界で≫戦うことはないと思うからな。」
「ふーん……≪この世界で≫?」
「よし、!さっさと欲しい能力を決めてくれ!」
「お、おう。
そうだな~、ここにある能力は全部もらうとして…
やっぱ魔法とか欲しいよなぁ……?」
魔法か。≪この世界≫で使うとすると、制限掛けんといかんよな。
ま、いいか。テキトーにやっとけば。
「魔法ね…例えば?」
「そうだな~、武器を創る魔法とか?」
「《無限●剣製》とか?」
「死亡フラグすごそうだけど、うん。そんな感じ。」
「なるほど、じゃあ武器生成魔法でも創るか。
……はい。ステータス確認してみて。」
「もう創ったのか…」
「内容は、『自分が武器だと思ったらどんな形でも武器にできる』って感じだけど良い?」
「完璧や」
「じゃ、取り敢えず今日はここまでにしといて、そうだなぁ…念話辺りでも創っとくか?その方が楽そうだし。」
「りょかーい、じゃあ俺は今から散財でもしてくるよ。破産はできないけどw」
「たっぷり使ってこいw」
「んじゃ、またなー」
「おう」
家に帰るか……
~家~
まずは、ステータス創ったときに出てきた声について調べるか。
まず、《ナビゲーター》の声じゃないことは、なんとなく分かるな。
だって《ナビゲーター》創る前だったし。
となると転生
[その声は、≪AC≫本体の声だと思われます。]
誰だ!?
[マスター、初めまして。ナビゲーターでございます。]
なんだナビか。
ところで≪AC≫本体の声ってどゆこと?
[≪AC≫でモノを創る際に、概念に関わるもの、今回はステータスでしたが、そういった大がかりなモノを創るときに確認のためのアナウンスがあるようです。]
ほうほう。
つまり、ステータスみたいに全人類に関わってくるとアナウンスが掛かるが、個人のモノを、例えばスキルとかだとアナウンスがかからないってことか。
[左様でございます。]
なるほど、世の中便利だなぁ~()
よし、謎も解けたことだし、ステータスに色々追加するかな?
まずは
・攻撃力
・防御力
・生命力
・魔力
・精神力
・俊敏力
・運
かな?
“ステータスに追加作成をします”
お?
これが≪AC≫のアナウンスか。
取り敢えず、ステータスを確認しよう。
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モガミ ユウヤ
性別 男
歳 16
職業 高校生(1)
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生命力:測定不能
攻撃力:測定不能
防御力:測定不能
精神力:測定不能
魔力:測定不能
俊敏力:測定不能
器用力:測定不能
運:測定不能
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スキル アンリミテッド・クリエイト(AC)
無限資金 身体能力倍加(n{3}倍)
無限収納 武器マスター
透過 記憶整理 スキル選択
看破 スキル付与・削除
ナビゲーター 索敵
気配隠蔽 マップ
言語理解 念話
武器生成
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ファッ?!、まじかよ……
学校が辛いんです(只の言い訳ですが…)