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第5話 最初の話5

「所長じぶんなにか勘違いしてませんか?」


順序が逆のような気もするが、おもむろにラリアットをかました後に、人指しを圭吾の鼻につきつけてつめよるココア、少しプクーと膨らませている頬がかわいい。


「なにがだい? ココアちゃん?」


 イテテと腰をさすりながら答える圭吾、頭に少しハテナが浮かぶ。


 「うちらバステイル星人は、あくまでも猫タイプの人であって、人タイプの猫じゃないんですよ?」


 すぅーっと息継ぎをするココア、今度は腰に手をあてながらそしてまたしゃべりだす。


 「よって、うちが猫タイプ星人で猫の気持ちがわかるから楽勝だなーと思って、今回の依頼受けたならアテはおおはずれですよ?」


 ココアがそう言い終えると"そうなの?"と圭吾がきりかえす。


 「そうです、そやから猫には確かになつかれやすいですけど意志の疎通ができるかといわれれば無理です」


 ココアが腰に手を当てて力説する。


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