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第37話 僕らの野菜戦争 第1話
「あ、苗子のおばちゃんただいま!」
ココアが腕をブンブン振り回す、こちらにあたりかねない勢いでこわいんだけど・・・。
「はい、ただいまココアちゃん、それと腕を振り回さないの」
「はーい!」
そう言われて腕を振り回すのをやめるココア、うう何故か苗子さんのいうことは聞くんだよなぁ。
圭吾が心の中で呟いていると、潮ができたてのウナギ丼を運んでくる、ウナギとタレのにおいで店内が蒸せかえる、そのにおいでココアはもう獲物を狙う猫そのものの顔つきだった。
「苗子ちゃん帰ってくる頃だとおもったからちゃんとつくっといたぜ、いいだろお二人さん」
潮がそう言うと二人は首を縦にふる。
「あらあら、嬉しいわねぇ、じゃあいただこうかしら」
そういって茂の横にすわり、ココアに悪戯っぽく笑いかけ、その後の事しりたい? とたずねるとココアが首を縦に振るのであった。
「いいわ、じゃあねぇ・・・」
そうして、楽しいお食事会が始まるのであった。
「あのね、今回みんなに聞いてもらいたい事があるんだけど」
ー食事が終わり、皆が落ち着いた頃に、苗子がきりだすのであった。




