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殺人日記  作者: 鬼火
8/10

三月七日 殺人妄想備忘録

 三月七日 殺人妄想・備忘録




◼︎ケーススタディ


 あそこに身なりのよい老人がいます。木陰のベンチから湖を眺めやって春の気配に浸っているようです。そんなところを見ていると背中がむずむずしてきます。なんだか殺したくなってしまったようです。都合のいいことに私は老人の背後にいてバーベルを持っています。

 さてどうやって老人を殺しましょう?

 答えは『運転しているブルドーザーでベンチをひっくり返し、湖に転落させ、なんとか這い上がってきたところをキャタピラで圧し潰す』でした。

きゃははははははははははははははははは。




◼︎殺人の心得


・無作為な殺人断じて講じるべからず。

・美学なくして殺すこと(これ)野蛮の極みにて然るに殺しの美学・哲学の求道片時も忘るることなかれ。

・『葉隠』曰く「武士道とは死ぬこととみつけたり」。かかるに「殺人とは死ぬこととみつけたり」と心得るべし。




◼︎無題


あの人は飛び降りた。あの人は飛び降りた。なんでなの。あの人は飛び降りた。あの人は飛び降りた。私はここにいるよ。あの人は飛び降りた。あの人は飛び降りた。嘘だらけの世界にただ一人。あの人は飛び降りた。あの人は飛び降りた。羊が六六六匹、羊が六六六匹、羊が六六六匹。あの人は飛び降りた。あの人は飛び降りた。あの人は飛び降りた。あの人は飛び降りた。あの人は飛び降りた。(この動画を逆再生してみたら、なにかの間違いで甦ることもあるのだろうか、私は死ぬけれど)

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