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脇役にだって物語がアルっ!  作者: Neu
プロローグ
2/11

~せめて、10歳とかに……~

短いです

「知らない天井だ……」


人生の中で言ってみたいセリフランキング(私調べ)TOP3に入るセリフを言えたことに、喜びを感じながら目を覚ました私は現状を確認する。


「……あー、うーあ(……私、死ななかったっけ?)」


そうだ、確かに私は死んだはずだ。車に轢かれて。……そっか、知んじゃったのかぁ。


「う!?あーあー!?(ちょっと待って!?こうして考えたり出来るってことはもしかして、ここは病院で私は生きてるっ!?)」


って、そんな訳ないか。明らかに病院じゃないしこの部屋。

それにしても、一体ここは何処で、何故私はこうしてここにいるのだろうか。


「あ、あーう。うーー。あ!うあーうっ!うぅ。(よし、仮説を立ててみよう。

その1、ここは天国。……天国だとしたらショボイ。却下。

その2、やっぱり病院。……違うな。病院っぽくないし、機材もないし。これで病院ならお脳の方だ。

その3!TE☆N☆SE☆I。巷ではやりのあれですね。異世界転生ですよ。となると、チート能力貰えない系のか…。女神カモーンッ!……無理ですね。はい。)」


あれれー、今のところ最有力なのが異世界転生ですよ。困りましたね。転生するとしたらチート能力持ちか、獣転生って決めてたのに。チート能力がないと無双ができないじゃないですか


…………って、そろそろごまかせないぞ。さっきから喋ろうとしても、あーとかうーとかにしかならない。……まるで赤ちゃんみたいだね!


そ、そんな訳あるはずナイヨネ。


視線を天井から外し、自分の体に向ける。

















しっかり赤ちゃんでしたーー


私の意識がまた暗転する……ショックでね。



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