第27話 第二次世界大戦(3)
陸軍はこの時点で部隊の自動車化は実現されており、満を持して96式戦車も投入する
英語の浸透により指揮・伝達はスムーズに行えていた。
96式戦車は仏軍には十分に通用し、トラックと高機動四輪車、火砲の充実により日本は太平洋のフランス領のタヒチ、ポリネシアニューカレドニア、ワリス、フツナが速やかに占領
《東京日日新聞》
「96式戦車と高機動部隊は、まさに時代を先取りした陸上戦力である。仏領太平洋諸島の迅速な占領は、我が国の陸戦術と機動力の優越を世界に示した。」
《ル・モンド(仏)》
「日本軍の機動力は予想を超える。トラックと四輪車、96式戦車の組み合わせは、我々の守備網を軽々と突破した。」
しかしヨーロッパ本土では伊・仏・西部隊には通用したが、96式戦車は軽装甲のため、ドイツ軍には次々に撃破されてしまう
日本産トラックと高機動四輪車、信頼性高く軽量な8.3mm機関銃、81mm迫撃砲、120mm迫撃砲や海軍と弾薬を共有する140mm牽引式重砲等火砲は高評価
《石原莞爾》
「96式戦車は軽装甲ゆえ正面戦闘では限界がある。しかし、我が軍の火砲と機動部隊の統合運用こそが現代陸戦の核心であり、戦術的価値は決して損なわれない。あとは装甲を付け足すのみ。」
親交の深い中東(エジプト、スエズ運河含む)防衛の必要性とヨーロッパまでの長い兵站距離もあり、ヨーロッパ大陸でドイツ国防軍を圧倒するような物量を投入することも出来ず、大陸反攻作戦の失敗し千日手となる
《西竹一》
「我々が重装甲を選ばなかったのは故なくしてのことではない。島国の戦訓が軽快性を優先させた。欧州は異なる戦場であった。」
《石原莞爾》
「欧州大陸の広大さと兵站の長さを考慮すれば、千日手は必然である。戦術的選択は合理的だが、戦略的制約が全てを制する。」
《近衛文麿》
「我が陸軍の勇猛さは疑いない。しかし、遠方の戦場に投入できる物量には限りがある。重装甲戦車の不在が膠着を生んだ。」




