第26話 第二次世界大戦(2)
1940年
日英艦隊により、スエズ運河、ジブラルタル海峡を死守
バトル・オブ・ブリテンに勝利
中東の豊富な石油資源のおかげで日本の航空隊は質量とも世界トップクラス
制海権は日英海軍(空母機動部隊、護衛艦隊)の尽力により得る
特に日本艦隊の高性能電波探知機、高性能水中聴音探知機、6連装15インチ対潜噴進弾により独軍潜水艦隊の封じ込めに成功
《読売新聞》
「地中海とバトル・オブ・ブリテンは勝利に終わった。空と海の連合が築いた補給・情報・通信の勝利である。海軍と航空隊が一体となった“機動防空戦”こそ、新時代の防衛の形を示した。」
《ウィンストン・チャーチル》
「我々の背後に、太平洋から航空隊と燃料を送り続けた盟友・日本がいた。あの赤い丸の旗が、ロンドンの空を護ったことを私は決して忘れぬ。」
戦後を見据えアメリカの艦建造方針をミスリードするため、ビスマルク型戦艦、リシリュー型戦艦、ヴィットリオ・ヴェネト型戦艦は艦載機では攻撃力が足りず戦艦撃沈まで至らない体を装い、艦載機ではダメージを与えるに留め、敢えて戦艦隊で撃沈し、国内外に戦艦による撃沈をアピールする
《山本五十六》
「この戦いは航空時代のなかで、あえて“古典”を演じた芝居である。敵を欺くには、まず味方をも欺け。戦艦が沈めたという報せが、敵国の造船所に誤った設計図を描かせる。」
《井上成美》
「米国が海軍主導の国防体系を再構築する際に“航空では戦艦は沈められぬ”という誤認を植え付けておくことが、我が国の未来の防衛力を十年、いや二十年先へ導く盾となる。」
《ニューヨーク・タイムズ》
「ビスマルクを沈めたのは戦艦の砲火であり、空母は補助に過ぎない。日本の航空戦力は優秀と聞くが、結局のところ“巨砲こそ海の王”であることが証明された。」
日本に経済的に支配されるという屈辱感を抱えるアメリカ国民は、「アジアの技術など、結局は補助に過ぎない」という報道に、白人至上主義的な優越感を一時的に満たされ、戦艦中心の海軍力再建に強く傾倒していく




