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波乱万丈氷河期オジの七転八倒日記  作者: 太郎アームストロング


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3/11

第2話 ナンパじゃないです。

僕はコーヒーが好きなんですよ。


最近は面倒なのでもっぱらインスタントコーヒーばかりです。


ネスカフェエクセラばかりなんですけどね。


美味しいよね。このコーヒー


何年か前まではコーヒー豆にこだわってましてね。


僕はお酒を全く飲まない人なんで、その分コーヒーにって感じです。


マンデリンの豆を業者から購入してコーヒー豆をミルで自分で挽いて。


ドリップして飲むんだけど、ここにこだわりがありまして。


布製のフィルターを使ってたんですよ。


洗うのは面倒なんだけど紙のフィルターと全然違うわけですよ。


そんなわけで買い物とかお出かけした際にも喫茶店でコーヒーブレイクを取ります。


もちろん紙コップでコーヒーを出すような店には行かなくて、


ちゃんとコーヒーカップでコーヒーを出す店に行きます。


もっと言えばコーヒー豆の種類で注文出来る本物のコーヒー店に行きます。


ここ重要ね。


その日も街に買い物していつもの喫茶店によったわけです。


まぁ、コーヒー豆の種類から注文出来る店なんかそんなに無いですから。


店に入ると知った顔が独りで座ってるじゃあ無いですか。


確か嫁ちゃんの友達だったか。


何度か嫁ちゃん友人グループと一緒に食事に行った記憶がある。


(ちなみに外食が多く「メシ食ってるからここの店まで来いと呼び出される毎日の財布係でした」)


さて、みなさんならどうします?


知った顔があるのに知らない振りをするのも気まずいじゃないですか。


コーヒーくらい奢りましょうと思い。


「あら。偶然だねー」と言ってテーブルの向かいに座りました。


店員は完全に連れだと思ったらしくそのまま注文を取りに来て、僕も普通にいつものコーヒーを注文します。


「マンデリン」とね。


マンデリン美味しいよね。


向かいの女性も驚いた感じは無かったんで完全に嫁の友人だと思ったんですよね。


コーヒーが来てから普通の会話が始まります。


買い物?そうなんだ。俺は本屋まで。


これくらいの会話なら噛み合いますよね。


んで「美味しい火鍋の店を教えて貰ったんで今度嫁ちゃんと一緒に行きましょう。」


「え?」


「え?」


ここから噛み合わなくなります。


「嫁ちゃんって?」


「嫁ちゃんは俺の嫁だけど。」


「え?」


「え?」


「嫁ちゃんの友達じゃない?」


「誰それ?」


「え?」


「え?」


「申し訳ない。人違いだった。嫁の友達だと思ったのよ。お詫びにコーヒーとケーキ奢ります。」


「ごちそうさま」


「しかし、知らない男が席に座ってよく平気でしたね」


「ナンパかと思いました。本当はドキドキで表情を隠すのに大変でしたよ」


「そう思われてたのは心外ですが。こんな事もあるんですね。」


と、それから仲良く・・・・・なんて事にはなりません。


名前も連絡先も聞かず言わずに奢ってその場でお別れしました。


僕は一途な男なんですよ。


今となっては...ですがね。


はぁ。コーヒー飲んで寝ますか。


コーヒー飲んでも寝れるのはコーヒー好きあるあるですよね。

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