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波乱万丈氷河期オジの七転八倒日記  作者: 太郎アームストロング


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11/11

第10話 お酒は飲めない

インフルやらクリスマスやら正月やら法事やらで投稿に間が空きました。

久しぶりの投稿です。

お酒は好きですか?


僕はお酒は好きでは無かったんですけどね。


飲みの場と言うか雰囲気は好きだったんですよ。


ガールズバーとかも好きでカワイイ女の子とお話し出来てね。


ただ、色んな事が折り重なって全く飲まなくなりました。


まずひとつめは、そもそも酔っ払いって人が嫌いなんですよ。


酔わない程度に飲めば良いのにといつも思ってました。


と言うのも僕の父親がアル中ってやつでして。


大虎って言うんですか?


酔うと気が大きくなって暴力的になるんですよ。


何か気に入らないことがあると灰皿が飛んでくる程度は毎度のことでした。


タチが悪い事に夕方の16時くらいからもう飲み始めてるんですよね。


昨年ですがそんな父親が他界しまして。


保険も入っておらず、貯金も全く無い状態でしてね。


出て来たのはベッドの下から5㍑の札幌ソフト(焼酎)が4本。


まぁ、こうなっちゃいかんなと反面教師にしてます。


もうひとつが身体的な問題。


胆石を患ったことがありまして。


第1話で話をしたのですが、その時の嫁と毎日のように中華を食べてました。


想像出来ると思うのですが来日する外国人って横の繋がりが強いんですよ。


そういうこともあって毎日知り合いの中華レストランで食事をするわけです。


幸い費用に関しては余裕がある収入だったので問題無いのですが...


問題は体の方でして。


日本人が油まみれの中華料理を毎日食べると太りきる前に内臓がやられてしまいます。


僕の場合は胆石ですね。


糖尿病にならなかったのは不幸中の幸いでしょうか。


その胆石が稀に見る大物が出来てしまいまして。


胆嚢ごと摘出することになりました。


胆嚢ってそれほど重要な臓器でも無くてですね、肝臓が代役を務めることが出来るんです。


逆に言うと肝臓の負担を軽減するために胆嚢があると言えば良いでしょうか?


日頃から肝臓に負担がかかるようになってしまいます。


とは言え、胆嚢の役割は胆汁を分泌して油を分解する程度なので、油物を避ければそれほど不便は無いです。


肝臓の負担が高くなるのでアルコールには弱くなるってことです。


まぁ、特別お酒好きと言う訳でも無いので飲まなければ良いだけです。


最後にこれが僕がお酒を飲まない一番の要因なんですが。


よくガールズバーとかで飲み歩いてた時期ですね。


ひとりで飲み歩くのでは無くて同僚と一緒に飲み歩いてました。


当時はパチスロ全盛期ってこともありましてね。


定時頃に仕事をあがれそうだと解ると同僚と一緒にスロットを打ちに行くんですよ。


2~3時間もあれば勝つ時は5万10万と勝てた時代ですね。


スロットで勝ったら「じゃあ飲みに行くか」と行きつけのガールズバーに出向くわけですよ。


で、ガールズバーってキャバクラと違うのは営業の許可形態でしょうか。


キャバクラは風営法の許可なので0時には終了しますが、ガールズバーは深夜営業してるんですよね。


深夜酒類提供うんたらかんたらって営業許可ですね。


その日はポンと空いてる席に座ったスロット台が千円で出ましてね。


あれよあれよとラオウを昇天させて10万円くらい勝ったんですかね。


同僚がね?


僕は吉宗派だったので(笑)


テンションも上がってまして結構飲んだんですよ。


深夜の2時くらいでしたかね?


明日も仕事だしそろそろ帰ろうかとなりまして。


「タクシーあったわ。どうする?」


「俺は歩いて帰るわ。」


「じゃあ俺はタクシー乗って帰るわ。明日遅刻すんなよ」


「おう」


ってな感じでね。


同僚は繁華街から近くと言うかたぶん歩いて20分くらいの所だったんですよね。


僕はタクシーで20分くらいの所に住んでたので歩く選択肢はありませんでした。


次の日です。


職場に同僚の姿が見えません。


やろう、遅刻しやがったな。


そこで課長に呼ばれます。


二日酔いの言い訳をして置いてやろうと思っていると。


「昨夜、交通事故で... 明日お通夜になる」と言葉すくなに説明してくれます。


後に詳しい話を聞くと、酔ってフラフラと車道を歩いてたらしい。


しかも歩道が無いそれなりに制限速度が高めの道路でだ。


それを聞いて。お通夜に出て。お葬式は親族だけでと言う事で。


色々と考えがまわるんですよ。


もし、酔うほど飲まなかったら。


もし、誘わなかったら。


もし、スロットで負けてたら。


もし、無理にでもタクシーに乗せてたら。


もし、家まで送って行ってたら。


もし、もし、もし、もし


考えに考えて出た結論が「お酒は飲まない」


僕が飲まなければ一緒に居た人を送ることも出来るし、タクシーに乗せる事も出来る。


フラフラで帰れるかどうかの判断も出来るし、


もしも何かがあっても駆けつける事が出来る。


もしかすると「たった今!!」知り合いから連絡が来るかもしれない。


飲んで無ければすぐに駆け付けることも出来る。


そう言った考えに行きついてから、外食だろうが家に居ようが一滴も飲む事は無くなった。


でも、忘年会やら友人とも飲みに行くのは好きなんですよ?


「飲んで無いのになんでそんな楽しそうなの?」と言われるくらいです。


そりゃあ楽しいに決まってる。


友人が帰りの心配無く楽しく飲めるってことが僕にとっての幸せだからな。

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