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『神ノ技能 魔方陣転写』をもらいました。能力も見た目も人外ですかね  作者: とみっしぇる


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40/65

40 強化スキルはビリビリする

「ぎえっ。クラゲユラユラ!」


今、私は不用意にでかい電気ウナギに触った。


ヘラクレスガードを発動していも、ビリビリを食らっている。


意識は半分飛んでいるが、水中でも空中でも、勝手に浮かんでくれるスキルを使ってその場を離脱した。


コツッ、コツッ。


「はっ」


クラゲユラユラで高さ100メートルほどのダンジョンの天井に到達し、頭をぶつけて目が覚めた。気絶していた。


『神ノ技能』を手に入れ、初の敗北はウナギが相手だった。


地上に降りながら考えた。


あれは間違いなく魔獣だ。電気スキルをくれるに違いない。黄金の鯰と合わせてゲットしたい。


相手は電気を使って強いが、難しく考えることはない。


というか、有効な手がない。だから・・


「ヘラクレスガード、身体強化、口からスライム酸、尻はポイズンニードル、手は水鉄砲、ついでにビッグアゴーとクラゲユラユラ、全部のせ!」


水面すれすれをゆっくり飛んで、水面近くにきたウナギ、鯰にメガスズメバチの尻尾で猛攻撃。

スライム酸、水鉄砲も撃ちまくった。


ビリビリ、「ぎえっ」、バリバリ、「ぎょえっ」、ビリビリバリバリ!



「・・・・はっ」


クラゲユラユラのお陰で落下しなかったが、激戦地から100メートル離れたとこで気がついた。またも電撃で気絶していたようだ。


しかし収穫はあった。


元の川に戻ると、ウナギ2匹、鯰1匹が水面に浮かんでいた。


3匹を捕まえ、丁寧に魔石を取り出した。


もらったスキルは鯰の方が大当たりで「エレキガン」。ウナギスキルは「背中電池」。


ダブル発動すると、2つのスキルに相乗効果があった。


電気と電気の合成スキルだ。


「これはダンジョンボスで試さねば」


100メートル先に下り階段があるのが分かる。

だって、最初にダンジョンコアを食べたときと同じく、美味しそうな匂いがする。


10階に降りると、ためらわずボス部屋に突入した。


サハギン5体で、中央にふた回り大きいのが1体の構成。


「「背中電池」プラス「エレキガン」フル同時発動」


ぱちっ、ぱりぱり。


「背中電池」で背中に8つの魔方陣が浮かび、突起が出現。ぱちっと電気が弾け出した。


それだけだと「待ちスキル」だが、「エレキガン」と融合した。


最高で額から2本、口の両脇から2本、左右の人差し指から2本の計6本。細く電気を帯びた触手が伸び、その触手に背中で作られた電気が混じり始めた。


「ギョエエエエ!」


サハギンが一斉に走って来たが、触手6本を限界の15メートルに伸ばし、1体のサハギンの体にまとめてペタッ。


パーーーンッ!


サハギン1体が跡形もなく弾けとんだ。


残りのサハギンは感電してたので、「エレキガン」の本数を変えてバチバチ実験をして、威力を確認した。


このスキルはいい。発動場所が尻じゃないから、ポイズンニードルと同時に使える。



「いやあ、強力な雷属性か。人に聞かれたら、何の魔法って言おうかな」


なにはともあれ、部屋の最奥から2つ目のダンジョンコアを発見。


「今回もうまそう。2個目のダンジョンコア、いただきます」


ぷちっ。


ピピ・・「カプセルホテル」レベル2に進化・・ピピ


ダンジョンの最奥で1人、ガッツポーズをした。





https://www.alphapolis.co.jp/novel/295429334/43704478




アルファポリスで先行しています

読んでいただきありがとうごさいます

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