お昼の放送がはじまりました。
自己満なので温かく見て頂けると幸いです。
この学校は何処にでもある普通の高校である。
そんな普通の高校の中に有名な部活がある。
どの部活、どの委員会よりも力を持っていると言っても過言ではない。
それは……。
「さぁ、今日も始まりました!月曜日お昼放送司会は放送部町田がお送りします!」
そう、放送部であった。
このお昼放送だけでなく様々な行事でも活躍しまた部員が個性豊かなメンバーな為、生徒達から大人気だった。
部員1号は町田 小太郎一年生
彼は金髪の短髪だが元気で爽やかなわんこ系男子。場を盛り上げるのが得意である。特に運動会などの行事で活躍している。
そんな彼も放送部に入っているからには普通ではない。
「あ、そうそう。野球部の皆さんに連絡でーす。お昼休みすぐ会議を行うそうなので部室に集合との事です。
尚、遅れた場合はグラウンド20周だ。以上石森部長からでした!」
ガタガタ!!!
え、今それ言うの?昼休み入って20分は立ってるよ?
「あははは!野球部の皆さんが一斉に走り出した様です!さぁ、誰が罰を受けるのでしょうか!頑張ってくださーい!」
鬼畜!!
誰だよあいつに伝言頼んだやつ!
彼は忘れっぽいのである。
放送に関する事はそつなくこなすのにそれ以外ではかなり忘れっぽい性格なのだ。
制服を着るのを忘れてパジャマで学校に来たり。ご飯食べた事を忘れて二度目のお昼ご飯を食べていたり。など変な所で抜けている。
それも全て「まぁ、放送部だしな」で片付いている所が不思議である。
「さぁ、続きまして次のコーナーは!ちょっと一言物申す!!…このコーナーはあれ?こう思ってるのって私だけ?ちょっと気にはなることがある。など一言言いたい人を俺が代弁しまーす!」
「まずはー?『とある理科の先生と家庭科の先生の恋の進展が気になって気になって夜も眠れません(ぐっすりですが)何時になったら進むんでしょうか?』……って寝てるんかーい!」
この先生同士の恋愛、実は全校生徒がほぼ知っていて皆で温かく見守っているのだが如何せん理科の先生のヘタレっぷりで進まないのだ!知らないのは本人達だけだ。
「うーん。俺が入手した情報だと……どうやらやっっっとデートに誘ってOKもらって廊下で小躍りしていたのは知ってるよー!」
なに!?ついにデートにまで発展していたのか!
「まぁ、その前に全然切り出さないから早く言え!って怒られてたけど!よかったね!桐間先生!当日はお洒落するんだよ!『ガラッ』え、先生なんで?『まちだぁぁぁぁぁぁぁあ!』いた!!ちょっ、せんせ!」
ブツ。
温かい気持ちになりつつも
切れた放送に。手を合わせる生徒たち。
…………成仏しろよ。
放送部の日常。