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星の継承者  作者:


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第十七章 輪廻転生(1)

続きです。

衛は所謂キーマンです。

遠夜こと紫苑の恋人になる人。

わかる人にはわかるように書いてます(笑)

過去の三角関係と現在の三角関係は違います。

中心が紫苑であることは変わりませんが。




「七瀬先生」


 放課後になって、また遠夜と待ち合わせでもしているのか、帰り支度を急いでいる海里を捕まえて、隼人はそんな声を投げた。


 名を呼ばれ振り向いた海里が笑顔になる。


「やあ、結城君。あれからすこしは思い出せたかな?」


「ええ、色々と。少なくとも夢の中の自分がどういった立場の人間で、どうして死んだのか、その辺りのことはわかっています。でも、あれが現実だとは思えない。

 だとしたらぼくも生徒会長も、それにおそらくクラスメイトの秋月蓮も、人間ではないことになってしまう。そしてそのことを指摘できるあなたも。ぼくはそんな夢物語を信じるほど子供ではないつもりです」


「夢物語だとどうして言えるんだい?」


「それは……だってそんな荒唐無稽な話……」


 言葉に詰まった隼人に、海里はため息で応えた。


「確かにね、普通に考えれば荒唐無稽な話だよ。でも、紛れもない現実なんだ。近いうちにそれを証明できると思うよ」


「どういう意味ですか?」


「夢の中のきみが知っている人物に逢える」


「まさかっ!! 夢で見る世界はずいぶん古い時代の日本だ。魔物でもないかぎり……」


 言いかけて隼人は気づいた。


 海里の主張が正しいとしたら、人間ではない者は周囲にふたりいる。


 生徒会長、栗原紫とクラスメイトの蓮だ。


 人間でないとしたら、あの頃の人物が生きていても不思議はない。


 あのふたりが魔将と幻将だとしたら、あのふたりも当時から今まで生き延びていることになるのだから。


「言っておくけど魔物じゃないよ?」


「え? でも」


「夢の中には魔物以外の人外の者は出てこなかったかい?」


「出てきます。紫苑と惺夜と呼ばれるふたりです。彼らは夢の中のぼくと同じ世界の人間でした。神ではないのにそう呼ばれていた。それに彼らは継承者とその守護者だ。力がずば抜けていても不思議はない。ぼくらの世界は継承者と守護者によって統括されていたから」


「そこまで思い出しているのに、どうして自覚できないのかな? 今のきみなら自覚することさえできたら、覚醒できると思うのに」


 無意識らしい呟きに隼人が「覚醒?」と呟いた。


「ぼくらはきみが覚醒するときを待っているんだよ、結城君。きみが結城隼人ではなく本来の自分である公爵、水樹さまに戻ってくれるときを」


「水樹さま……?」


 夢の中の自分を様付きで呼ばれて、隼人が怪訝そうに海里を見た。


 海里の立場がよくわからなくなったからだ。


「言っておくけどぼくは公爵であるきみほど高い身分の者ではないよ? 本来ならきみに対してこんな対等な口の聞ける身分じゃない。でも、今のきみはまだ自覚していないし、覚醒してもいない。だから、こんな態度を選んでいるだけなんだ」


 公爵とはっきり言い切られ、隼人はまた不安になる。


 自分が立っている基盤が揺らぐ不安だ。


 自分がだれなのか、そんな簡単なことにすら気付けなくなる。


 その不安を海里に打ち明けたところでわかってもらえないだろう。


 彼は隼人がその不安を乗り越えて夢の中の自分、公爵、水樹に戻るときを待っているのだから。


 覚醒すればおそらくあの頃の自分に戻るのだろう。


 今の自分はどこにもいなくなってしまう。


 いきなり気付いて不安が増した。


 夢がすべて現実で今に繋がっているのなら、もしかしたら葉月もいるのだろうか。


 死が訪れるそのときも、意識のすべてを占めていた愛しい弟。


 あんなに愛してやまない生命さえ手渡した愛する弟に逢えるのか?


「最後にひとつだけ訊いていいですか、七瀬先生」


「なんだい?」


「ぼくの見ている夢が本当のことなら現実なら、紫苑も、紫苑も転生しているんですか?」


「結城君」


 すがるような表情に隼人の心情が現れている。いや。もしかしたら水樹としての感情かもしれない。


 まだ自覚していなくても夢に見る弟を必要としている。


 なんて強い絆だろう?


 死も転生もふたりのあいだては障害になっていないなんて。


「質問に答えてください。紫苑もいるんですか?」


「……いるよ」


「どこにっ!? だれなんですかっ!! 教えてください、七瀬先生!!」


「それを知りたければ覚醒することだ。事実ではないと疑わずにすべてを受け入れて、本来の自分を取り戻すことだ。そうすれば教えるよ、きみに。だれが紫苑さまなのかを」


「……」


「ただひとつ言っておきたいんだけど」


「なんですか?」


「本来の自分に戻っても、もう魔族たちの下に行ってはダメだよ? そんなことをしたら紫苑さまが苦しむ。きみの紫苑さまを想う心が本物なら、もう敵対するなんて真似をしたらダメだよ。きみも紫苑さまも苦しむだけだよ」


「七瀬先生」


「それとも過去の悲劇をまた繰り返すつもりかい?」


 皮肉な口調に隼人はなにも言えず唇を噛んだ。


「ひとつだけ教えておいてあげるよ。きみを手にかけた後でほぼ時を同じくするようにして、紫苑さまもお生命を落とされている」


「……どうして」


「正確な理由は自分の制御から外れてしまった風の竜の暴走から、ある人物を救うために自分を標的にしたんだよ。

 でも、あのとききみを手にかけたりしなかったら、紫苑さまはそんな行動には出なかったと思う。違う命を発して押さえ込む方を選んだはずだ。

 だけど、紫苑はきみの後を追うことを選んだ。それほど傷付いていたんだよ。きみを手にかけたことで」


「……紫苑……」


 人前では葉月とは呼ばないと決意していた水樹だった頃のまま、隼人は無意識に葉月を別の名で呼んでいた。


 葉月と呼んだのはふたりきりのときだけだ。


 それも今も守っている無意識に。


「過去の悲劇を繰り返したくなかったら、もう魔族たちの陣営に戻ってはダメだ。例えかつてのきみの妃である綾乃が出てきても」


「綾乃」


「鬼女王は紫苑さまを憎んでいるはずだ。きみを殺した紫苑さまをね。

 紫苑さまの気配が強くなり転生していることがわかったら、おそらく行動に出るだろう。

 ぼくが守りきってみせるつもりだけど、だから、きみに言っておきたいんだ。

 きみが本当に紫苑さまを大事に思っているのなら、もう魔族たちの下に行ってはダメだよ。それだけは誓ってくれるね? きみのためにお生命を堕とされた紫苑さまのために」


 自分が死んだ後の紫苑の行動を聞かされてしまうと、無視することはできない問いかけだった。


「はい。誓います。ぼくはもう二度と紫苑の敵にはならない。出逢いが叶うのなら、自分が人間ではないことさえ受け入れてみせますっ!!」


 揺らぐことのない決意。


 その瞬間だけ隼人の姿が見知らぬ青年のものになった。


 海里が過去視で見た水樹の姿。


 面影が紫苑によく似ている。


 この分だと彼の覚醒は簡単に終わりそうだ。


 紫苑への強い愛情が彼を水樹だった頃の自分へと引き寄せているみたいだし。


 なら、皇帝陛下と逢えば覚醒できるはず。


 問題があるとしたら同じ名の響きの少女のことだ。


 巧妙に素性が隠されていて、未だに決定的な手掛かりが得られない。


 この場合、手掛かりというより確証と言うべきかもしれないが。


 どうにかして接触できないだろうか。


 彼女は大切に保護されているから、実態を知ることもできないし。


 鬼女王がこの街にいて魔将と幻将を牽制するくらいだから、この街に滞在中なのは確かだろうが。


 難しい問題だ。


 皇帝、衛の来訪はなにを変えるだろう?


 遠夜の覚醒を促す起爆剤となれるのか。


 そして惺夜たる樹はどうすれば覚醒するのか。


 動き始めた鬼族が、もし紫苑や水樹の転生に気付いたら、どんな行動に出るのか。


 問題は尽きない。


 軽い挨拶をして隼人と別れた後で海里はため息をつきつつ、遠夜の待っている正門前へと急いだ。





 惺夜と紫苑。


 紫と蓮まで関わっている遠い昔の伝説の神々。


 実際には神ではなかったらしいが(それは衛から説明を受けた)遠夜には神のようにしか思えない。


 正門前で海里を待ちながら遠夜はそんなことを考えていた。


 紫苑は世界の司の後継者だったという。


 皇帝とは世界を司る支柱で、その力で繁栄している世界。


 それが紫苑や惺夜の故郷で、紫苑は運命的にその皇帝の星を受け継ぐ世継ぎだった。


 その世界での認識はどうなのか知らないが、地球ではそういう存在はいない。


 そういう意味で神にしか思えなくても無理もないと思う。


 そんなに凄まじい存在だとは思えないが。


 それに現世での秘密も知った。


 和宮一門の御三家のひとつ一条家最後の当主。


 それが遠夜の現世での本当の姿。


 影の宗家とも呼ばれた一条家最後の当主、遙。


 それが遠夜なのだと言われ、正直に言えば驚いた。


 前世の樹とは義理の叔父、甥の関係で血の繋がりといっても、遠い親戚程度だったらしいが、現世では正式な従兄弟だったのだから。


 紫苑の生家は皇家の血を引く大貴族だったらしいので。


 紫苑としての力を受け継ぎ、更には一門で最強の一条家直系の血を受け継ぐ遠夜に、どれほどの力が秘められているのか今のところは未知数。


 遠夜の身体のことを思えば、覚醒してから力の封印が解けるべきなのだと、樹はそんな言い方をしていた。


 その意味を衛が問いかけて樹はこう答えている。


『地球人の器というのは、とても脆いんですよ、兄上。ぼくも力を加減して使っていますし、地球人の器では継承者の強大な力を受け止めることはできないと思います。ぼくですら制約を受けているわけですからね。紫苑の身に突然力が戻ったら悪影響にしかなりません。普通の人間には持てない力ですからね。継承者の受け継ぐ力は』


 受け継ぐ力には、すべてに対して制約というものがあり、受け止めるための器がなければならない、らしい。


 それについては理解できなかったので、衛に一晩がかりでにわか知識を貰ったが。


 大体そんな化け物じみた力を持っているなんて、今考えても信じられないのに。


 まあそのわりに紫苑だと言われても、何故か疑えないのが変なのだが。


 そう。


 疑えないのだ。


 なにがなんだかわからないが、とりあえず受け入れている。


 自分でも悩む言動だった。


「初めまして、和宮遠夜君。義理の従兄弟殿」


 そんな声をかけられて、ふっと視線をあげれば、どこか樹に似た印象の青年が立っていた。


 名乗りからすると樹の従兄弟なのだろう。


「だれだよ、あんた?」


「可愛い顔に似合わずわりと言葉遣いが荒いな。伊集院静也。御三家のひとつ。伊集院家の跡取りだよ。聞いたことないか? 樹から。樹とは父方の従兄弟に当たるんだけど」


「樹はおれの前では一門の話はしないんだ。だから、知らないよ。それよりおれになんの用だよ? このあいだの誘拐劇の続きでもしようっていうのか?」


「まさか。きみに手を出すなんて命知らずな真似はもうできないよ。きみがだれなのか知ってしまった今となっては」


「どういう意味だよ?」


 遠夜が怪訝そうに訊ねると、彼は突然遠夜の予測していない科白を言った。


「樹と違ってまだ自覚はないらしいな。すこし話さないか?」


「人を待ってるから、ここでよければ聞くよ。で、なに?」


「和宮の本家には古の時代から伝わっている古事記とでも言うべき神話の載った文書がある。和宮文書と呼ばれる物がね」


「和宮文書?」


「それによると太古の昔、日本には鬼族、幻族、魔族と呼ばれる三種族の魔物がいたそうだ。人間たちは彼らの食料と見做され、ずいぶん危険な立場にあったらしい」


 話が見えてきて遠夜が強張った顔つきになった。


 この辺のくだりについては樹から詳しい講習を受けていた。


 日本の秘められた神話について。


「その人間たちを守護するために天から降臨したのが、和宮一門の祖とも言える守護神、紫苑と惺夜のふたりだ」


「……」


「なんのことかわからないと言いたげな顔をしておいて、話が見えてくると黙秘権、か。心当たりがあるわけだ?」


 言われても遠夜はムスッとしたまま答えない。


 認める気もなかったし、静也の意図がわからないなら、警戒を解く気もなかった。


  ただ疑っていないのも事実だが、受け入れることもできていないというのが、遠夜の嘘偽りのない本音なのだが。


 それにしても話が見えてきたからわかることだが、その当時の夢を見ているらしい隼人。


 彼は一体何者なんだろう?


 彼も紫苑に関係のある人物の転生なのだろうか。


 本人には自覚はなさそうだったけど。


「そしてもうひとりの守護神もここにいる」


「変な言いがかりやめてくれる?」


「惚けても無駄だ。人間たちのために生命を堕としたもうひとりの守護神、紫苑とはきみのことだろう?」


 問われても遠夜は顔色も変えない。


 命懸けの日々を送ってきたのだ。


 遠夜の度胸は並大抵のものではない。


 全く動じない遠夜に静也はすこし感心する。


 この年頃にしてはやけに肝が据わっている。


 それとも本質が人間ではないからだろうか。


 樹も神秘的だと思っていたが、彼もなかなかどうして。


 普通の子供ではないらしい。


 まあその正体が紫苑なら当然の感想かもしれないが。


「だから、きみにはもう手を出さない。惺夜は紫苑至上主義だったと聞く。それなのにきみに手を出せば、樹が黙っていないだろう。一門の崩壊を促すような危険な真似はできないよ」


「そんなに樹が怖いんだ?」


「神であるきみにはわからないだろうが、人間というのは本来臆病な生き物なんだ。臆病だから身を護ろうとして疑心暗鬼に陥り、無用ないさかいを起こしてしまう。それもまた人間の持つ弱さが招く現実だ。それを超越した紫苑にはわからないだろうが」


「……失礼な言い方」


 ボソッと吐き捨てる。


 そんなふうに言われるのは我慢ならなかった。


「それともうひとつ確認したいんだが、きみは一条遙だろう? 一条隆司の唯一の実子だった」


「……」


 これも樹から説明を受けていた。


 現世での遠夜と樹は母方の従兄弟だと。


 遠夜の父と樹の母が兄妹なのだ。


 そして偽名を名乗って暮らしていた父の本当の名は一条隆司。


 御三家と呼ばれていた一条家最後の当主。


 今ではその座には遠夜がついているが。


「隠さなくてもいい。大体予測は立てているし、覚悟もできているんだ。きみが一条遙だということは、ほぼ確信している」


「だから、なに?」


 努めて冷たい表情で問いかければ、静也も表情を変えた。


「このあいだはきみを誘拐しようとしたりして悪かった。こちらにもこちらの事情があってね。伊集院家の跡取りである以上、避けられない行動だったんだ。謝っておくよ」


 静也の行動の読めなくて、遠夜が怪訝そうな顔になる。


「戻ってくる気はないか、遙?」


「え?」


「一条家が滅んでから和宮一門は大きく変わった。自分たちの悪いところも自覚している。だから、今更きみに戻ってほしいと願うのは、我々の傲慢だということも。それでも頼む。戻ってくる気はないか?」


「どうしてそんなこと。おれを誘拐しようとしたのはそっちじゃないか」


「だから、あれは伊集院家の跡取りとして避けられなかった行動で本意じゃない。本当は一条家の者に戻ってきてもらうために、影で動いている立場なんだ。その点は養父とも考え方が違う。樹のためにも一条家の人間は必要だ。それが紫苑だったというのならなおのこと」


「おれを利用して樹になにをさせる気なんだ?」


「そういう魂胆はない。勘違いしないでほしい」


「じゃあ言い方を変えるよ。なにをそんなには恐れているんだ? 惺夜と一門って敵対してるのか?」


 その説明は受けていなかった。


 ただ樹の態度からして否定的だから、もしかしてと思ったのだ。


 言われた瞬間、静也は顔色を変えた。


 露骨な態度に遠夜は舌打ちをする。


「なにをして惺夜を怒らせたんだ? 惺夜と樹って気性はそんなに変わってないはずだよ。よっぽどのことでもないかぎり、自分から敵対するような奴じゃない。そりゃあ紫苑がいたら話は別だったかもしれないけど……」


 言いかけて遠夜は気づいた。


 一門と惺夜が敵対する理由があるとしたら、それこそ自分しかありえない、と。


 紫苑が死んだ後、一門となにかあったのだ、きっと。


「紫苑が死んだ後で惺夜に一体なにをしたんだ?」


「それは」


「言えないのか? 言えないほどひどい真似したのか?」


 言われても静也は答えられない。


「人間の身勝手だと責めてくれても構わない」


 逃げ口上に聞こえて遠夜がムスッとした顔になる。


 ムスッとしていると鋭い声がした。


「和宮一門の者は宗主の言いつけさえ守れないらしい」


 振り向けば海里が立っていた。


 厳しい表情を浮かべ、その表情以上にきつい瞳で静也を睨んでいた。


「遠夜君に近づくことは樹さんが止めたはずだ。事件が起きた直後にね。それなのに樹さんの言いつけも守れないとは。それでよく一門を名乗れるね。自分たちの宗主の言いつけさえ守れないのかい?」


「だれだい、きみは?」


「だれでもいいだろう。きみには関係のないことだよ。ただし遠夜君に近づくのなら容赦はしない。一門の事情に彼を巻き込むようなことはさせないよ、ぼくが」


「どうやら紫苑にも守護がついているらしい。君も紫苑や惺夜の故郷から送り込まれたという護衛かい?」


 どうやら海里や大地の情報も渡っているらしい。




 どうでしたか?


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