5.運営からのメッセージ。実存に感動、けどナニコレ押し売り?
「小説家になろう」のメッセージボックスに、「運営」さんからメッセージが届きました。
ちなみに、メッセージの「送信者」欄には「小説家になろう」のユーザーネームが表示されるのですが、「運営」さんからのメッセージは、「送信者」欄に赤字で「運営」と表示されていました。
ユーザーネームに「運営」と設定できるかどうかは別にして、運営さんからのメッセージは一目で分かるようになっているようです。
話が逸れました。
「小説家になろう」の「運営」さんからメッセージって実際に届くんだ、などとまずは驚きますよね。
で。更に、その「件名」を見て吃驚。
メッセージのタイトルが、「企業からのご連絡」となっていました。
もしや、これが噂の出版社さんからの連絡、という奴か?
と胸躍らせて、メッセージの内容を確認すると...。
いや、まあ、ね。薄々は、変だな、とは思っていたんですよ。
少しばかりランキングに入っていたとは言え、まだまだ文字数も少なく、書籍化するのに必要な最低限の文字数と言われている十万文字にも満たない状態で、出版社からの打診など無いよね、と。
けど。やっぱり、書籍化は夢ですから、多少は期待してしまうのも仕方ないじゃないですか。
とは言え、運営さんからのメッセージという事だし、差出人を見ると。
大手広告代理店の博〇堂の営業戦略センター コンテンツビジネス室とやらで、作家エージェント事業なるものを担当されている鎌〇氏と自称される方から、でした。
しかも。「えすわい様の執筆力自体に魅力を感じてご連絡致しました」とか持ち上げられて、「今後の執筆活動のサポートをさせていただけないかと考え、ご連絡致しました」などと言われると、思わずハイテンションになってしまいます、よね。
ですので、取り敢えず、そのメッセージは一日ほど、寝かせておきました。
そうして。少し落ち着いてから、改めてこのメッセージを読んでみると、何やら胡散臭いのです。
確かに、記載されているホームページのURLや、連絡先とされているメールアドレスのドメインは、大手広告代理店の博〇堂さんのもので間違いないようです。
ただし、連絡先とされているメールアドレスは、明らかに個人のアドレスではなく、メーリングリスト用のものでした。
しかも。メッセージの内容をよくよく読んでみると、「当社の作家エージェント契約のもと、今後の執筆活動のサポートをさせていただけないか」といった申し出のようで、「作品単位ではなく、作家様とのご契約をお願いしております」となっていました。
本物か?
企業なので営利目的の筈だが、何で利益を上げる?
もしかして、小説家志望の素人から、サポートすると言って会費やコンサル料金を取る目的?
などなどと考えて、メッセージにも「お電話以外、Skype等での通話や、直接お会いしてのご説明も可能ですので、まずはお気軽に検討された上で、ご返答をいただけましたら幸いです」との記載があったので、取り敢えず、直接会って話を聞きたい、とメールでお返事を書いてみました。
ただし。少し警戒して、交通費を先方に負担して貰って、先方の事務所で、当方は二名で伺いたい、と条件を付けてみました。
まあ、東京赤坂の事務所までの交通費は、首都圏在住ではないので高額になるため、お断りの返事が来ることを想定して、ではありますが...。
結果。一か月が経過しますが、未だに、返事が届きません。
大手広告代理店である博〇堂の営業戦略センター コンテンツビジネス室の鎌〇氏って、偽物だったのだろうか...。
謎です。
いや、常識ある一般企業の人であれば、返事くらいキチンとするでしょう、普通は。
と、いう事で。
同じようなメッセージを受け取られた際には、是非とも、慎重にご対応下さい。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
続きのネタがない訳では無いのですが、取り敢えず、ここまでで、完結とさせて下さい。